2016年6月23日 更新
新しいスポーツにチャレンジする時に、周りに初心者が多いと心強いもの。
そこで、大人になってから始める人が多く、初心者歓迎の主なスポーツを紹介します。よろしかったらスポーツ選びの参考にしてください。
※各スポーツで紹介している「消費カロリーの目安」とは、厚生労働省「運動基準・運動指針の改定に関する検討会2013報告書」内資料「運動時のメッツ表」を参考に、体重50キロの人が1時間スポーツをした場合で算出したものです。
各地で行われる市民マラソンや、通勤を利用してランニングを楽しむ「通勤ラン」が人気になるなど、空前のランニングブームが続く日本。朝や夕方になると、颯爽としたフォームで路上を走るランナーの姿を見かける機会も多くなりました。
- 思い立ったら、すぐに走りだそう!
ランニングの魅力は、「走りたい!」と思った時に、玄関ドアを開けて路上に出れば1人ですぐに走りだせること。
大抵のスポーツは、家の中でできる体操などを除けば専用の施設に行かなければならないことを考えると、ランニングの手軽さは嬉しいポイントといえます。
ランニングシューズと速乾性のあるウエアさえ用意すればOKで、近所で走るだけなら特にお金もかからないので、未経験者でも簡単に始められます。
ランニング人口が増えるにつれて、ランナーをサポートする便利なサービスも続々登場しています。「皇居ラン」などが有名な東京都内では、ロッカーやシャワーを備えたランステーションが充実。スマートフォンアプリの中には、ランナー向けにタイマー&ストップウオッチやGPS機能を使ってコース、継続時間、平均速度、消費カロリーなどを記録するものがあります。
- ウォーキングやジョギングとの違い
ランニングと近いジャンルにはウォーキングやジョギングがあります。
文字通り「歩く」ことですが、普段の散歩よりスピードを上げて、腕を振ってキビキビと歩きます。
ウォーキングとランニングのちょうど中間に当たるスピードです。隣の人と会話できるくらいゆっくり(心拍数の目安は120~130/分)と走ります。
ジョギングからスピードアップするとランニングになります。心臓が早鐘のようにドキドキするくらいのスピード(心拍数の目安は130~150/分)で走ります。
いずれも体にたまった脂肪を効率よく燃焼できる有酸素運動で、ウォーキングよりジョギング、ジョギングよりランニングのほうが運動量が多いため、より高いダイエット効果が期待できます。その反面、慣れていないとケガや膝などに負担がかかるおそれもありますから、初心者ならまずはウォーキングやジョギングからスタートして、慣れてきたら少しずつ走る時間と距離を伸ばしたり、スピードを上げたりしていきましょう。
- ウォーキング 約262.5キロカロリー
- ジョギング 約367.5キロカロリー
- ランニング(139m/分)約472.5キロカロリー
スポーツジムや公営のスポーツセンターに併設されているプールなど、スイミングができる施設は身近にたくさんあります。
用意するものは水着、キャップ、ゴーグルくらいなので、初心者でも気軽に始めやすいスポーツといえるでしょう。
- 運動量が多く、ダイエット効果も大!
スイミングの最大の特徴は、水の中で行う運動ということ。水の抵抗を受けながら体を動かすので運動量が多くなり、のんびり泳ぐだけでもバスケットボールや高強度のウェイトトレーニングを同じ時間だけ行うのと同量のカロリーを消費します。バスケットボールのハードな動きを想像すると、いかにスイミングが効率よくカロリーを消費するかお分かりいただけるのではないでしょうか。
ダイエットに効果的な有酸素運動で、手足や体幹部分など全身の筋肉を使って泳ぐため、二の腕、背中、お腹、太ももなど全身の引き締め効果も期待できます。
水中では浮力によって体重の負荷が陸上の10%程度しかかかりません。そのため運動量が多い割には膝や腰への負担が少なく、陸上スポーツと比べてケガの心配も少なくなります。
- 自分なりのスタイルでマイペースに楽しむ!
「生涯スポーツ(※)」の代表ともいわれるスイミングは、小さな子どもからお年寄りまで楽しめるスポーツです。
18~24歳、25歳から5歳ごとの年齢区分別に水泳競技を行う日本マスターズ水泳協会によると、2014年の年齢区分別の協会登録人数は、65歳以上が1万2323名で、100歳を超えるスイマーも20名となっています。自分の体力に応じて運動の負荷が自由に変えられるので、年齢を重ねても自分なりの泳ぎ方で長く続けられます。
大抵のプールでは、フリースイミングの場合「水中ウォーキング」「ゆっくり」「中速」「高速」など個々のペースに応じてレーンを分けています。また、泳力を高めたい人は定期的に開催されているスイミング教室やインストラクターによるマンツーマンレッスンを受けるなど、ペースや楽しみ方は人それぞれ。ぜひ、あなたに合ったスタイルを見つけてください。
年齢や体力、障害の有無などにかかわらず、生涯にわたって健康づくりや楽しみのために行えるスポーツのことを指します。
- 水中ウォーキング 約236.25キロカロリー
- 背泳(ゆっくり) 約252キロカロリー
- 平泳ぎ(ゆっくり)約262.5キロカロリー
- クロール(普通のスピード)約435.75キロカロリー
- クロール(速いスピード)約525キロカロリー
シンプルなルールで、年齢や性別を選ばずにプレーが楽しめるボウリング。以前はシニアのスポーツというイメージがありましたが、最近ではボウリング以外のスポーツやアミューズメントエリアを併設する複合型ボウリング施設が登場し、若い世代やファミリー層のファンも増えています。
- とにかく初心者が始めやすい!
ボウリングは、ボールを投げてピンを倒すゲームです。とてもシンプルなので、初めてでも簡単に始めることができます。
国内には約800のボウリング場があり、ボールやシューズはボウリング場でレンタルできます。また、スコア計算も機械が自動計算してモニターに表示してくれるので、初心者は特に用具を買い揃えたりルールを厳密に覚えたりする必要もありません。
それほど激しい動きはないのですが、有酸素運動なので、2~3ゲームもすれば汗ばむほどの運動量になります。そのため楽しみながらダイエットや体力づくりをしたいという人にもおすすめです。
- 1人でもグループでも、子どもと一緒でも楽しい!
ボウリング場では、1人で練習している人もいれば、グループもいて、技術レベルもいろいろです。初心者が多いスポーツですから、スポーツに不慣れでも気後れせず楽しむことができます。ほとんどのボウリング場では、初心者向けにボウリングの技術を基礎から学べるボウリング教室や、インストラクターによるマンツーマンレッスンなどを開催しています。特に初心者向けのボウリング教室は、通常のゲーム代よりも料金がお得に設定されていることが多いので、ぜひチェックしてみましょう。
最近では、小さな子どもがいるファミリーのために、キッズレーンや子ども用の軽いボール、投球補助具、ガタ―防止柵などを用意するボウリング場が増えています。季節や天候を気にせず屋内で遊べるボウリングは、子どもとのお出かけにもってこいです。
- ボウリング 約157.5キロカロリー
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最終更新日 2024年10月30日
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