物件の決断ポイント|マイホーム取得までの流れと進め方のコツ|住まいの情報ナビ|E-LIFE不動産情報

2015年11月28日 更新

物件の決断ポイント

「買うべき」か「見送るべき」か、その見極め方とは

マイホームの購入はタイミングが大切。けれども、「この先もっとよい物件が見つかるのでは?」などと迷ってなかなか決断に踏み切れないこともあります。物件を買うべきか見送るべきか、どうやって見極めればよいのでしょうか。

後悔しない物件のポイント

後悔しない物件のポイント

次の項目を見て、当てはまるものは「はい」、そうでないものは「いいえ」で答えてください。

希望条件の7割程度は満たしているかはいいいえ
最低でも5~6件の物件を下見しているかはいいいえ
不明点などについて、不動産会社の担当者にきちんと確認をしたかはいいいえ
近隣の同条件の物件と比べて、価格が安すぎることはないかはいいいえ
資金計画に無理がないかはいいいえ
物件のデメリットについても納得しているかはいいいえ
家族とよく話し合い、納得のいく結論が出ているかはいいいえ

すべて「はい」の場合は → その物件は「買い」
1つでも「いいえ」がある場合は → その物件は「見送り」
※各ポイントの詳細は下記を参照してください。

希望条件の7割程度は満たしているか

「希望条件の整理」でまとめた物件の希望条件のうち、7割程度をクリアしているなら、その物件は理想的といえるでしょう。7割の中には「絶対に譲れない条件」、つまり優先順位が高い条件が入っているかどうかもチェックします。

最低でも5~6件の物件を下見しているか

最初に下見した物件がどんなに気に入ったとしても、1件だけでは比較・検討の材料が揃わず、冷静な判断をするのは難しいものです。最低でも下見は5~6件行い、それぞれの物件のメリットとデメリットを把握してから購入を検討するとよいでしょう。

不明点などについて、不動産会社の担当者にきちんと確認をしたか

不明点などについて、不動産会社の担当者にきちんと確認をしたか/イラスト 最物件について分からないことがあれば、迷わず不動産会社の営業担当者に尋ねてください。曖昧な点を残したまま進めてしまうと、購入後の後悔につながるおそれがあります。特に権利関係や接道状況、入居の時期、アフターサービスなどは購入前に確認を見落としやすい部分なので気を付けましょう。

近隣の同条件の物件と比べて、価格が安すぎることはないか

新築や中古などの物件タイプ、エリア、設備状況などがほとんど同じ物件であるにもかかわらず、一方が相場より2割以上安い場合は、なんらかの理由が潜んでいる可能性があります。価格について明快な理由が分からない限りは、極端に安い物件には手を出さないほうがよいでしょう。

資金計画に無理がないか

資金計画に無理がないか/イラスト 「希望条件の整理」でも説明したとおり、住宅ローンに無理は禁物です。身の丈に合わない価格の物件や、頭金ゼロでローンを組むなど、余裕のない資金計画を立てている場合は、購入を見送る勇気も必要です。

物件のデメリットについても納得しているか

どんな物件でも、メリットもあればデメリットもあります。メリットばかり注目してバラ色の新生活をイメージするのではなく、デメリットにも真正面から向き合い、それが納得できるものかどうか考えてください。

家族とよく話し合い、納得のいく結論が出ているか

物件を決断するには、その家で一緒に暮らす家族の意見も大切です。気になる点などがあれば、「自分は○○だと思うけれど、皆はどう思う?」などと尋ねてみましょう。家族の話し合いから理想の家のイメージが固まり、物件の取捨選択の決め手になることもあります。

いよいよ決定!でもその前に…

いよいよ決定!でもその前に…/イラスト いくつかの候補の中からいよいよ一つの物件が決まったら、すぐに不動産会社に連絡するのではなく、できれば一晩寝てから進めることをおすすめします。一晩寝て、翌朝起きても「買いたい」と思える物件であれば、その物件はあなたと家族にとって最良のタイミングで出会った最良のマイホームです。どうぞ自信を持って、次のステップに進んでください。
もしも一晩置いて少しでも迷うことがあれば、その迷いを解消できるかどうかを考え、無理のようなら物件自体をあきらめて次の候補を探しましょう。

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最終更新日 2024年12月02日