身のまわりの害虫・害鳥・害獣対策

害鳥・害獣対策のポイント

2016年6月30日 更新
害鳥・害獣対策のポイント

家やマンションの敷地内に侵入して、生ゴミを荒らしたりフンをしたりする「害鳥・害獣」。
ここでは害鳥・害獣の中でも、都市部の住宅街でトラブルになることが多いハト、カラス、野良ネコの対策について紹介していきます。

害鳥・害獣対策は「退治」ではなく被害の「予防」です

害鳥・害獣対策は「退治」ではなく被害の「予防」です

都市部の住宅地は家々が密集している上に、街路樹などが整備されているため、害鳥・害獣の隠れ場所が多く、生ゴミなどのエサも豊富にあります。一度、害鳥・害獣が住みついてしまうと、その一帯が縄張りとなり、追い払うのに苦労します。
ただし、都市部でよく見るハト(土鳩(ドバト))やカラスは「鳥獣保護法」、野良ネコは「動物愛護法」という法律により、むやみに駆除することはできません。例え害虫・害獣の被害に困っていても、「退治」するのではなく、被害を「予防」して人と動物がうまく共存していく道を探っていくことになります。

あなたが困っている害鳥・害獣は?

害鳥・害獣対策のポイント3箇条!

1.害鳥・害獣が寄り付かない環境をつくる

害鳥・害獣が寄り付かない環境をつくる

害鳥・害獣は、人目につかない隠れ場所やエサが多い場所を好んで住みつき、繁殖します。そのため、家の庭や周囲などに害鳥・害獣を引き寄せないことが大事。庭に段ボールなど害鳥・害獣が隠れやすそうなものを放置しない、生ゴミは収集日当日に捨てるなど、害鳥・害獣が住みにくい環境づくりを心がけましょう。

2.地域で協力する

地域で協力する

害鳥・害獣を追い払おうとする人がいる一方で、その動物にエサをあげて可愛がろうとする人もいます。お互いの行動を非難し合っても、根本的な問題解決にはなりません。地域ごとに害鳥・害獣に対するルールをつくり、動物好きな人もそうでない人も、お互いが暮らしやすいように協力する必要があります。

3.自治体のサポートを利用する

自治体によっては、害鳥・害獣対策グッズの貸し出しや、対策費用の一部助成を行っているところもあります。また、害鳥・害獣の被害や対処などについて相談できる窓口もあるので、困ったことがあれば相談しましょう。

※自治体のサポートについては、「自治体の害虫・害鳥・害獣対策サポート」で詳しく説明します。

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最終更新日 2024年10月30日