2018年2月7日 更新
収納が多い家は魅力的ですが、収納場所と使う場所がちぐはぐだったり、すぐに取り出せない奥行にしまったりすると、結局は使わないものを溜めこむだけになってしまいます。
しまいたい物や場所に応じた収納のタイプを知り、ムダなく収納しましょう。
人が中に入って衣類を出し入れするウォークインタイプのクローゼット。主寝室内にあることが多く、中に設置したハンガーパイプや可動棚に衣類やファッション小物などを収納します。また、クローゼット内を通り抜けられるように2つ以上の出入り口を設けたものは「ウォークスルークローゼット」と呼ばれます。
- コーディネートに便利
手持ちの衣類や小物を一目でチェックできるので、コーディネートの組み合わせがスムーズです。
- 大型の寝具なども収納OK
棚の大きさによっては、衣類のみならず寝具やスーツケースといった大型の物まで収納可能です。
- 通路に物を置くのは厳禁
人が中に入る通路スペースにまで物を置いてしまい、ウォークインはもとより物の出し入れすら困難になってしまうケースも…。
玄関の横にある小部屋型の収納スペースで、靴を履いたまま出入りができます。靴の収納をはじめ、玄関や家の中に置きづらいゴルフバッグやスキー板などのスポーツ用品、掃除用品、傘、ベビーカーなどを保管するのに役立ちます。
- 増えがちな靴の収納に便利
可動棚を設置して、玄関の靴箱だけでは収まらない家族の靴をまとめて棚に収納します。
- 外出時にすぐ取り出せる
ベビーカーや自転車の保管場所にもおすすめです。天候を気にせず保管でき、お出かけ前にすぐ取り出せます。
濡れたままの靴や傘を置いておくこともあるので、カビやにおいのリスクも。湿気を防ぐためには換気扇があるとベター。
パントリーとは、買い置きの食品や飲料、調理器具などを収納するスペースのことで、キッチン内やキッチンの近くに設置されます。
人が中に入って物を出し入れする広々としたウォークインタイプもあれば、壁面に扉付きの物入れを設置して、そこをパントリーとする場合も。パントリーがあれば大量の食品などを一気に収納できるので、まとめ買いが多い家庭や、オープンキッチンをスッキリと見せたい場合などにおすすめの設備です。
- キッチンの片付けに役立つ
食品や調理器具などが溢れがちなキッチン。大容量のパントリーを活用してスッキリ片付けましょう。
- 必要なものが取り出しやすい
手を伸ばせば食品の出し入れができるので、床下収納より便利。漬物の瓶や鍋などの重いものも楽に取り出せます。
調理中に行き来する可能性もあるため、キッチンの動線を考えて設置されているかどうかが使い勝手を左右するポイントに。
- 昇降吊戸棚
キッチン上部の空間にある収納は、高さがネックとなり出し入れが面倒になることも。電動や手動で棚が昇降する吊戸棚を採用すると、使いやすい位置で出し入れができるので使い勝手がよくなります。
- グルニエ/ロフト
グルニエは屋根裏に設けた小部屋で、ロフトは部屋の一部を2階建てのように上下に区切った上部スペースのこと。どちらも収納に使用されることが多いのですが、子どもの遊び場や趣味の空間として使われるケースもあります。
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