2018年2月7日 更新
浴室は、体を洗ってきれいにするだけでなく、1日の疲れを癒してリラックスするための場所でもあります。
バスタイムをゆったり快適にしてくれて、便利な機能も備えたバス設備や、最新のサニタリー設備を紹介します。
湿気の多い浴室では換気扇による空気の入れ替えが欠かせませんが、この換気扇に暖房・乾燥機能を搭載したものが浴室暖房乾燥機です。
暖房機能で冬の浴室の寒さを和らげるほか、乾燥機能で浴室の湿気を取り除き、衣類乾燥にも大活躍。湿気によるカビやにおいを抑えるのにも役立ちます。上位機種では、夏の暑さを和らげる涼風機能やミストサウナ付きなども。
- とにかく使える衣類乾燥
梅雨や花粉のシーズン、急ぎで洗濯物を乾かしたい時などに重宝。共働きなどで夜間の洗濯が多い家庭にもおすすめです。
- ヒートショック対策にも
暖房機能で冬の浴室を温めることで、リビングなどの温かい室温と浴室の冷えた室温の温度差によって起こるヒートショックを防ぎます。
- 広い浴室では効率が低下
1.5坪以上の広い浴室、天井の高い浴室などでは、暖房・乾燥にかかる時間が長くなります。
バスタブを断熱材でくるみ、さらに高断熱の風呂蓋をすることで、高い保温性をキープ。お湯が冷めにくいので長湯をしても快適に過ごせます。大人数の家族や、入浴時間がバラバラの家族にもおすすめ。
使用水量を少なくして節水能力を高めたシャワーヘッドです。従来の節水シャワーは水の勢いが弱いことが問題となっていましたが、最近は高水圧を売りにした商品も登場しています。
浴室の背面や側面などからお湯と気泡を勢いよく噴射するジェットバス。噴射による刺激が体をほぐし、リラックス効果が高まります。噴射の強弱やリズムを調節することで、その日の気分に合わせたマッサージが楽しめます。
マイクロバブルと呼ばれるきめ細かな気泡を浴槽全体に行きわたらせるマイクロバブルバスは、気泡の効果でお湯が白くなり、ミルク風呂のように柔らかな肌ざわりに。また、体がポカポカと温まり、湯冷めしにくい効果があります。
ゆったりと長湯を楽しみたい人にぴったりの浴室テレビ。サイズは16型が主流ですが、小型の12型や、大きめの32型などもあり、浴室の広さなどに応じて選びたいところ。BS・CSチューナーを内蔵している商品もあります。
最新式のトイレは節水能力が高く、便座や蓋の自動オープン機能や、汚れがつきにくい洗浄機能を備えたものなども登場。その中でも、特に人気を集めているのがコンパクトなタンクレストイレです。
タンクレストイレでは、従来のタンク付きトイレより奥行が10㎝程度短くなるため、空間を広く使うことができます。デザインもシンプルで洗練されたものが多く、トイレの見た目にこだわりたい人にぴったりです。
- トイレの空間がゆったり
コンパクトサイズだから空間が広々。ゆったりとしたトイレタイムが過ごせます。
- 掃除がしやすい
タンク付きトイレは手洗いなどタンクまわりの掃除が面倒ですが、タンクレスならお手入れがラクになります。
別途で手洗いスペースを設置することになるため、トイレの寸法によっては動線に不便が生じることも。
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