野菜を保存するときの基本

野菜をおいしく保存するために、押さえておきたい基本をまとめました。
このページの見どころ!!
野菜の4カ条
冷蔵保存or常温保存を見極める

野菜の種類によって、冷蔵保存に適したもの、常温保存に適したものがあります。特にいも類や冬場の根菜類、すぐに食べる丸ごとの野菜などは冷蔵庫の野菜室に直行させるのではなく、冷暗所で保存しましょう。

冷蔵庫に保存する野菜
ほうれん草、小松菜、白菜、キャベツ、レタス、きゅうりなど
→ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室へ

常温で保存する野菜(※夏場を除く)
じゃがいも、さつまいも、玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、大根、ごぼう、とうがんなど
→新聞紙などに包んで冷暗所へ。夏場は冷蔵庫の冷蔵室保存
長持ちさせるなら「立てて保存」

基本的に、野菜は栽培時と同じ向きで保存すると日持ちがよくなります。そのため、ほうれん草や小松菜などの青菜類、きゅうり、にんじん、ブロッコリー、白菜などは立てて保存し、鮮度を長持ちさせましょう。なお、トマトはヘタを重みで身がつぶれないよう、ヘタを下にして保存します。
ちょこっとメモ!
野菜スタンドを使って「立てて保存」する

ペットボトルや牛乳パックを適当な大きさに切った「野菜スタンド」を冷蔵庫の野菜室に入れておくと、野菜を挿すだけで簡単に立てて保存することができます。平置きするよりもスペースに無駄がなく、野菜室内がスッキリして見やすくなるのも◎
余ったらラップ+ポリ袋で冷蔵庫へ

使い切れずに余った野菜は、切り口が乾燥しないようにぴっちりとラップで包み、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室に保存します。
ほうれん草などの青菜類やレタスは乾燥してしおれやすいため、ラップの代わりに新聞紙などで包んでからポリ袋に入れて野菜室に置くとよいでしょう。
すぐに使わない場合は一工夫!

数日間使わない野菜は「冷凍する」「調理する」「干す」といった下処理を行ってから保存しましょう。
生のまま保存するより、おいしさが長持ちします。
※野菜の下処理については「野菜の使い切り&長期ストック法」で詳しく紹介します。
ほかにも、鮮度のよい野菜を選んで購入することも大切。次のページからは食材別の選び方を紹介しています。
コラムを探す
新着コラム
最終更新日 2025年4月1日
- マイホームは、多くの人にとって一生に一度の高額な買い物。住んでから「こんなはずじゃなかった」と頭を抱えることがないよう、どんな点に注意すればよいかを失敗例から確かめましょう。
- ある日、突然起こる家の中のトラブルや生活の困り事。水漏れ、カギ紛失、害虫が出た…など、緊急時の対応や注意点、日頃からできる備えについて紹介します。
- 庭やアウトドアリビングのある家づくりで知っておきたい基礎知識をまとめました。これから家を建てる方は必見です!
- 「終活」とは、自分らしい最期を迎えるための準備活動のこと。持ち家がある場合は、自宅の相続のことも頭に入れておきたいもの。もしものときに備えて「住まいの終活」を始めませんか。
- 購入を検討している物件を現地でチェックする「物件見学」は、家探しの重要なステップの一つ。物件見学時にきちんと確認したいポイントを押さえて、家選びを成功させましょう!
- 災害は、ある日突然やってきます。いざというときにペットと自分を守れるように、飼い主さんができる「日頃の備え」と「災害時の行動」を学んでいきましょう。
- 住まいの情報ナビ
- 知って得する生活の知恵
- 野菜の保存方法
- 野菜を保存するときの基本