「○○するだけ」模様替えのDIYアイデア
DIYで部屋の模様替えをするには、準備も大変で1人で作業するのは無理!と思っていませんか?確かに、作業によっては大がかりで日数がかかることもありますが、簡単なものなら1人でも、初心者でも大丈夫。賃貸住宅OKのDIY材料もあるので、「部屋のイメージを変えたいな」と思ったらチャレンジしましょう。
○○するだけ!簡単DIY
本格的な工具は不要。すぐ手軽にDIYが楽しめる
手軽に部屋の模様替えをしたい…というときにおすすめなのが、「○○するだけ」の簡単ステップで部屋のイメージを変えられるDIY。
100均・ホームセンター・ネットショップなどで入手できる材料や道具を使用するので、本格的な工具などがなくても模様替えができます。
「替えるだけ」DIY
スイッチカバーを「替える」
部屋にあるスイッチカバー(コンセントカバー、スイッチプレート、コンセントプレートなどともいいます)を、カラフルな柄入りのもの、木や陶器のものなどに取り替えるだけで、部屋のイメージがガラリと変化します。
スイッチカバーは表面カバーと土台の2層で構成されているので、取り外すときは2層の隙間にマイナスドライバーを差し込んで表面カバーを外し、それから土台を固定しているネジを外して土台を取り外しましょう。新しいカバーを取り付けるときは、逆の手順で行います。
取っ手、ツマミを「替える」
ドアや家具の扉などを開けるときに触れる「取っ手」や「ツマミ」は、木や陶器、金属、クリスタルガラスなどさまざまな素材や装飾のものがあり、固定ネジを取り外すだけで簡単に交換できます。
家具や部屋の雰囲気などに合わせて、お気に入りのものに交換してみましょう。
- ※「替えるだけ」DIY の ポイント・注意点
- ここで紹介したスイッチカバー、取っ手、ツマミは、古いものと同じ形状のものを選んでください 。特に取っ手やツマミは、ネジのサイズ、ドアや扉の厚さを確認するようにします。
「貼るだけ」DIY
インテリアマスキングテープを「貼る」
おしゃれな文具として人気の高いマスキングテープですが、インテリアマスキングテープは、その名のとおり家具や壁などに貼ることを目的としています。
文具のマスキングテープよりも幅広で、貼りたい箇所に合わせてカッターで形状を整えるだけでOK。壁の腰高位置や廻り縁下に貼ってトリムボーダーのようにしたり、ドアや窓のまわりにフレームのように貼ったりすることもできます。
ウォールステッカーを「貼る」
ウォールステッカーとは、タイポグラフィーやイラストなどが印刷されたステッカーで、壁や窓ガラス、鏡、などに貼ることができる装飾アイテムです。 子ども部屋にぴったりのポップでカラフルなものや、シックなモノトーンのものまでデザインはさまざま。ワンポイントとして1枚だけ貼っても、複数のウォールステッカーを組み合わせても見栄えがよくなります。
- ※「貼るだけ」DIYのポイント・注意点
- せっかく貼っても、その箇所にホコリや油汚れが付着しているとすぐ剥がれやすくなってしまいます。必ず事前に、布などを中性洗剤で薄めた水に浸して水気を絞ったもので貼りたい箇所を拭き取り、乾拭き後に十分乾燥させてから貼りましょう。
ちょこっとメモ!
ウォールステッカーは粘着と転写の2種類。用途に合わせて使い分けられる
ウォールステッカーには、粘着シールタイプと転写タイプの2種類があります。
粘着シールタイプは、裏面の剥離紙を剥がして壁に直接貼るタイプ。剥がして繰り返し使えるため、失敗したときでも安心です。また、転写タイプはステッカーの転写シートを壁にあてて、ヘラなどでこすりつけて転写します。一度貼ったら貼り直しがきかないのですが、剥がれにくいので長く楽しめます。
「スプレーするだけ」DIY
塗料を「スプレーする」
インテリアの色を変えると部屋全体の印象が劇的に変化しますが、ペンキなどの塗料を使うのは準備や後片付けが大変。そんなときは、手軽なスプレー塗料でペイントにチャレンジしましょう。
スプレー塗装は、大きな家具など広い面には不向きですが、小物であれば簡単にキレイに仕上がります。塗装は2回が基本。スプレーが周囲に飛び散らないように新聞紙や段ボールでガードした上で、30㎝程度離した位置から、全体を薄く均等にスプレーします。
ステンシルで「スプレーする」
タイポグラフィーやイラストを切り抜いたステンシルシート(型紙)を使って、家具や小物などにプリントするステンシル。剥がせるスプレーのりやマスキングテープでステンシルシートを固定した上で、スプレー塗料を吹き付けるだけで雰囲気よく仕上がります。
ステンシルシートは100均やホームセンターなどで購入できるほか、クリアファイルをカッターで切り抜いて自作することもできます。
賃貸なら、賃貸向けDIY材料を
キレイに元通りになるので安心! 取り付けも簡単なものが多い
原状回復義務のある賃貸住宅はDIYには不向きと考える人も多いのですが、賃貸OKのDIY材料も次々と登場しています。
大がかりな作業は必要なく、キレイに元に戻せるので、持ち家で「住まいに傷をつけたくない」「子どもの成長に合わせてインテリアを変えたい」という人にもおすすめです。
賃貸DIYに使えるアイデア例
貼って剥がせる壁紙
裏側が微粘性のシールになっており、元々ある壁紙の上から貼れて、剥がすこともできる壁紙です。
壁紙を剥がすときは、ゆっくりと丁寧に剥がしていきます。下地の壁紙を傷めないように、専用の剥がし液を用意しているメーカーもあります。
粘着力や剥がしやすさはメーカーや製品、下地の壁紙の状態などによって異なります。製品の保証年数などを参考にして選ぶとよいでしょう。
大きな棚をつくりたいけれど、賃貸住宅なので壁に穴をあけられない…というときに活躍するのが、突っ張り柱をつくる「ラブリコ」「ディアウォール」「ウォリスト」といった収納パーツ。ホームセンターなどで入手できる2×4材の両端に取り付け、床と天井に突っ張れば、安定感のある柱に。2本の柱に棚板をわたせば収納棚の完成です。
石膏ボードフック
石膏ボードの壁に取り付け可能なフックで、数カ所にピンを打ち付けることでしっかりと固定できます。取り外した後は傷跡が目立たず、原状回復の必要もありません(※)。
賃貸住宅では取り付けづらいとされる鏡や時計、フレームのディスプレイや、石膏ボードフックを利用して壁面収納が可能になります。
※賃貸住宅の原状回復義務については、こちらで詳しく紹介しています。
まとめると…
簡単なDIYで部屋が見違える! DIYで楽しく模様替え
DIYで模様替えをしようとしても、たくさんの材料や道具が必要だったり、大がかりな作業などは気が引ける…という人も多いはず。最近では、ここで紹介したような「替えるだけ」「貼るだけ」などの簡単なDIY材料も多く登場しているので、手軽にDIYで模様替えを楽しんでみましょう。
コラムを探す
新着コラム
最終更新日 2024年10月30日
- 購入を検討している物件を現地でチェックする「物件見学」は、家探しの重要なステップの一つ。物件見学時にきちんと確認したいポイントを押さえて、家選びを成功させましょう!
- 災害は、ある日突然やってきます。いざというときにペットと自分を守れるように、飼い主さんができる「日頃の備え」と「災害時の行動」を学んでいきましょう。
- 注文住宅を建てる上で、大切にしたいのが「土地選び」。土地選びで失敗しないための準備や物件情報の見方、現地見学のチェック項目など、知っておきたいポイントをまとめました。
- 共働き家庭が主流となった今、親世帯と子世帯が同じ家に住む「二世帯住宅」を選択する人が増加中。気持ちよく暮らすための間取りから、相続時のアドバイスまで、二世帯住宅を成功に導くポイントを紹介します。
- 新築や賃貸物件の広告に、新たに掲載されるようになった「省エネ性能ラベル」。それぞれの項目の意味と見方を理解して、物件の比較・検討に役立てましょう!
- 侵入犯罪を防ぐ家のポイントや、暮らしの心構えなど、大切な我が家を守るために実践したい防犯対策を紹介します。
- 住まいの情報ナビ
- 趣味やライフスタイル
- 住まいのDIY入門
- 「○○するだけ」模様替えのDIYアイデア