値引き交渉のテクニック
値引き交渉はハードルが高い、成功するかどうか不安……といった理由で敬遠する人も多いのですが、どうせ買うなら、少しでも安く手に入れたいもの。
特に大型冷蔵庫やドラム式洗濯乾燥機のように10万円を超える高額商品などは、量販店側もある程度の値引きを見込んで価格設定を行っているので、ぜひとも値引き交渉をしましょう。
最初に相場を調べておく
予備知識ゼロのまま、いきなり来店して値引き交渉に挑戦するのは無謀です。
あらかじめ店頭やカタログ、インターネットなどで商品の目星をつけておき、量販店を数軒回るか、ネットの価格検索サイトを見るなどして価格の目安を頭に入れておきましょう。
値引きの相談は量販店の販売員へ
家電売り場では、販売員が商品説明やアドバイスなどをしてくれます。この時、商品の知識が豊富で、メーカーごとの機能の違いや、商品のメリットやデメリットなどをきちんと説明してくれる販売員を見つけることが、値引き交渉を成功させるポイントになります。
なお、店頭には量販店の販売員のほかに、メーカーから派遣された応援販売員(大抵はメーカーのロゴ入りのジャンパーや法被を着ています)も多数います。応援販売員は、そのメーカーの商品を売るために派遣されているので、基本的に他社の商品の説明やセールスを行うことはなく、値引きの権限もありません。価格交渉をするには、メーカーの応援販売員ではなく、量販店の販売員とやりとりする必要があります。
他店の価格を伝えて値引きをお願いする
ほとんどの量販店では、店頭に「他店で1円でも安い場合は販売員にお問い合わせください」といった内容の貼り紙があります。値引き交渉では、このルールを利用して「○○(他店)ではこの価格だったのですが、このお店ではいくらになりますか?」と販売員に相談しましょう。また、手持ちのスマホや携帯を使ってネットの価格検索サイトの価格を見せるのもOK。基本的に、ネットだけではなく実店舗も構えているショップの価格なら、値引き交渉の材料として使えます。
値引き後の価格をもとに、別の店に行く方法も
他店やネットの価格を見せると、販売員は、それより安い価格か、価格が下がらなくてもポイントアップやお得なサービス(配送料無料など)を提示してくれます。そこで即決することも可能ですが、さらに値引きを目指すなら、その販売員の名刺をもらって、名刺の裏に提示した価格を記入してもらい、「また後で来ます」と言って一度売り場を離れてください。その名刺を持って別の量販店に行って、同じように値引き交渉を行います。
交渉はハキハキと丁寧な態度で!
値引き交渉をする時は、遠慮せずにハキハキと進めるのが理想的ですが、だからといって「値引きするのが当然」といった態度をとるのは厳禁です。
交渉相手が気持ちよく値引きに応じてくれるように、客側も丁寧な態度で交渉に臨みましょう。
まとめると…
家電は、突然の故障などでドタバタと購入することもありますが、住み替えや新居に合わせて新しく買い揃える場合は、住まいの広さや必要な機能などを考慮してゆっくり検討することができます。
特にエアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビなどの家電は、一度買うと10年以上使うケースも多いため、慎重に選びたいもの。自分の生活スタイルに合った機能や、省エネ性能などを比較して購入しましょう。
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最終更新日 2024年10月30日
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