年代別・データで見る女性のアプリライフ

10代女性の約9割が「SNS・コミュニケーション」アプリをインストールしており、頻繁に利用している人も約7割と、全年代を通してダントツに多いのが特徴。10代女性にとって、アプリがポピュラーなコミュニケーションの手段になっていることが分かります。アプリの種類では「LINE」や「Twitter」の利用が目立ちますが、特に「LINE」アプリは、「SNS・コミュニケーション」アプリを利用している人の99.0％がインストールしています。
また、アプリを使ったインターネットの平均利用時間は1ヶ月あたり約55.3時間。インストールしているアプリの数は11～25個という人が約4割で、51個以上のアプリをインストールしている人も16.4％います。

10代に引き続き、インストール率が高いアプリは「SNS」が86.2％でトップ。2位の「ゲーム」アプリのインストール率83.0％は、全年代の女性の中で最も高い数値となっています。ほかにも「ヘルスケア／フィットネス」アプリが37.2％インストールされるなど、20代女性の健康や美容への関心の高さがうかがえます。
また、「ニュース」アプリは7.8％の人が、「電子書籍・雑誌」アプリは7.3％の人が「よく利用しているアプリ」に挙げるなど、情報収集や読書の分野でもアプリが活躍しています。

30代になると、約半数の女性が「天気」や「レシピ」のアプリをインストールするなど、娯楽というよりは実用的なアプリが目立つようになります。
また、「よく利用するアプリ」のランキング上位に「ネットショッピング／オークション」アプリがランクインしているように、アプリを使って買い物をする人も多くいます。
「SNS・コミュニケーション」アプリでは、10代、20代では約8割が利用していた「Twitter」アプリの利用率が約4割に。

「天気」アプリのインストール率が6割を超え、4人に1人は「よく利用する」ことがあきらかに。また、「クーポン／ポイント」「ナビゲーション」アプリの利用率の増加からも、アプリを使ってアクティブなお出かけを楽しむ40代女性の生活がうかがえます。
30代からインストール率が高まる「レシピ」アプリは、40代でも2割の女性が「よく利用する」と回答するなど、家庭でもアプリが活躍しています。

「天気」「ナビゲーション」「クーポン／ポイント」「外食／レストラン」といったアプリのインストール率が、全年代の女性の中で最も多い50代。これらのアプリを「よく利用する」と答えた人も多く、40代に引き続いてアプリを外出に活用する傾向がみられます。
ほかにも「よく利用するアプリ」に、「ネットショッピング／オークション」を挙げた人が半数以上。アプリが便利な買い物のツールになっています。