2020年4月13日 更新
①洗濯表示を確認する
家庭の洗濯機で洗えるかどうかなどを確認します。
→家庭の洗濯機で洗えます。②へ進む | |
→家庭で手洗いできます。 洗濯物によっては洗濯機のドライマークコースで洗えるものもあります。 ※手洗いについては次のページで説明します。 | |
→家庭での水洗いはできません。 クリーニング店に依頼しましょう。 |
②種類ごとに分ける
③下洗いをする
汚れの範囲に応じて「部分洗い」か「浸け置き洗い」をします。
・襟や袖などの部分汚れ →「部分洗い」をします。
・洗濯物全体の黄ばみや汚れ →「浸け置き洗い」をします。
④最終確認をする
衣類のボタンやファスナーが外れていないか、ポケットに物が入っていないかなど最終確認を行ってから洗濯機に入れます。
⑤洗濯機で洗う
洗剤を投入し、洗濯物に合った洗濯コースを選びます。
⑥洗濯物を干す
脱水が済んだら洗濯機から取り出して干します。
※洗濯前に行う①~④の下準備は以下で、⑤~⑥のステップは次のページでそれぞれ詳しく説明します。
洗濯をする前に、やっておきたい下準備。
下準備をするとしないのでは、洗い上がりにグンと差がつきます。
①洗濯表示を確認する
衣類や布製品のタグにある洗濯表示には、洗い方や干し方といった取り扱いのルールが記載されています。
誤った方法で取り扱うことのないよう、必ず確認してから洗いましょう。
※2016年12月に洗濯表示が一新されました。新しい洗濯表示については下記のサイトでチェックしてください。
参考/「知っていますか?洗濯表示・食品表示の見方と活用法」より「新しい取扱い表示のポイント」
https://www.e-life.jp/column/living-mark/page02.html
・洗濯表示の例
…液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができます | |
…酸素系漂白剤の使用はできますが、塩素系漂白剤は使用禁止 | |
…日陰のつり干しがよいです | |
…アイロン仕上げ禁止 | |
…ドライクリーニング禁止 |
※上記のような洗濯表示のほか、「洗濯ネット使用」「中性洗剤使用」「弱く絞る」といった注意点が付記されていることもあります。
新しい洗濯表示では、衣類や布製品の取り扱いの上限を表すようになりました。
記載された洗濯表示を超える強さや温度で取り扱うと、繊維などにダメージを与える恐れがあるので注意しましょう。
②種類ごとに分ける
洗濯物を汚れが目立つもの、白物、色柄物に分けます。
種類ごとに分けて洗うことで、汚れ移りや色移り、色落ちなどのトラブルを防止します。
・汚れが目立つもの
そのまま洗うと、ほかの衣類に汚れを移してしまう場合があります。洗濯機で洗う前に下洗い(※③参照)を。
・白物
白物は汚れ移りや色移りが起こりやすいため、色柄物と分けて洗います。
蛍光増白剤入りの洗剤を使って洗うと白さを保ちやすくなります。
・色柄物
色落ちに注意。特に初めて洗うときは洗濯表示をチェックして、色落ちの心配があれば単独で洗いましょう。
無蛍光の洗剤を使い、漂白する場合は酸素系漂白剤を選ぶと色落ちを防ぎやすくなります。
※洗剤や漂白剤の種類については次のページで説明します。
③下洗いをする
ひどい汚れが見つかったら、洗濯機に入れる前に下洗いで汚れを落としておきましょう。
下洗いをした洗濯物は、ほかのものと一緒に洗濯機で洗えます。
・ピンポイントで汚れを落とす「部分洗い」
襟や袖の黒ずみに!
ワイシャツなどの襟や袖の黒ずみは、皮脂や汗の汚れが付着したもの。部分洗い用洗剤をつけるか、軽くもみ洗いをしてから洗濯機へ。
・泥汚れに!
泥汚れが濡れた状態でこすると、繊維に汚れがこびりついてしまうので必ず乾かしてから部分洗いをしましょう。
はじめに古歯ブラシを使って乾いた泥をかきだし、下に当て布をして洗剤の原液をつけます。1分ほどおいた後、古歯ブラシでトントン叩いて泥を落としてから洗濯機で洗います。
・衣類全体の黄ばみや汚れは「浸け置き洗い」
洗い桶にぬるま湯と洗剤を入れてよく溶かし、洗濯物を1時間ほど浸けておきます。
その後、軽くもみ洗いをしてから洗濯機で洗濯します。
④最終確認をする
洗濯機に入れる前に、衣類のボタンやファスナーの開きがないかチェック。ポケットの中身の有無も確認しておきましょう。
・ボタンやホック
外れていると、ほかの洗濯物と絡まって繊維を傷めてしまうことも。きちんと留めてから洗濯機へ。
・ファスナー
しっかり留めていないと型崩れしたり、ほかの洗濯物に引っかかったりするおそれがあります。
・ポケットの中身
ティッシュやレシート、カイロなどが入ったままになっていないか確認。底にゴミがたまっていたら歯ブラシでかきだして落とします。
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最終更新日 2024年12月02日
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