ハンドメイドの魅力&ありがちな誤解
ハンドメイドを始めるキッカケはいろいろありますが、手仕事ゆえの魅力はもちろん、初心者が抱きやすい誤解や悩みもあります。
そこで、ハンドメイドを始める前に知っておきたい知識や注意点をまとめました。
このページの見どころ!!
ハンドメイドの魅力とは…
①自分の手で作品を作れる!
布を断つ、針で縫う、刺しゅうをする…など、自分の手を使って作品を作るのがハンドメイドの醍醐味。素材や道具を見て「何を作ろうかな?」と考えることが好きな人、手先を動かすことが気晴らしやストレス解消になる人、作品が出来上がった時の達成感が何より嬉しいという人など、楽しみ方はそれぞれです。
②自分の「好き」がカタチになる
数ある既製品の中から、自分好みの色や素材、デザインの商品を探すこともできますが、ハンドメイドなら自分の思い描いたイメージをそのままカタチにすることができます。
しかも出来上がった作品は、他にはない一点モノ。世界で一つのオリジナルにこだわりたい人におすすめです。
③家族や友人へのプレゼントになる!
手作りならではの温かい風合いや素材にこだわった作品は、大切な人への贈り物にぴったり。
赤ちゃんのおくるみやおもちゃ、結婚式のアイテムなどの手作りをキッカケに、ハンドメイドに興味を持つ人も増えているようです。
④副収入を得る手段に!
最近ではハンドメイド作品を取り扱うマーケットプレイス(※)やイベントに注目が集まり、自分の作品を販売する「ハンドメイド作家」が増加。中には作品の販売で得た収入で生活するプロ作家もいますが、多くは会社員(給与所得者)や主婦が副業として行っています。
作品を販売するには接客やお金の管理などの知識も必要で、単なる「趣味」と一線を画すことになりますが、自分の作品が多くのお客さんの手に渡り、副収入にもなるチャンスといえます。
ハンドメイド作品を販売する方法などについては、「ハンドメイド作家になるには」で詳しく説明します。
- ※マーケットプレイスとは…
- インターネットを通じて売り手と買い手が自由に参加できるフリーマーケットのようなもの。ハンドメイド系ではminneやCreemaなどが有名。
ありがちな誤解や悩み
ハンドメイドは安上がり?
→既製品のほうが安い場合も…
ハンドメイドの技法や素材にもよりますが、既製品は一括で安価に仕入れた材料を使って大量生産できるため製造コストが抑えられることも多く、作品の制作にかかった時間や材料費などを考えると、必ずしもハンドメイド作品が既製品より安いとは限りません。
とはいえ、@ネットオークションや100円ショップを活用して材料費を節約するなどして、ハンドメイドの製造コストを抑えている人もいます。
手先が不器用だから、ハンドメイドはムリ?
→作っていくうちに上達します!
「私は不器用だ」と感じている人は、手先を動かすのが苦手というより、その作業自体に不慣れであるケースが多いもの。
最初は下手でも、作っていくうちに技術が身について自然と上達するので、まずは手を動かして作業に慣れていきましょう。器用かどうかより「作りたい」気持ちを持ち続けることが大切です。
どうやって技術を習得するの?
→本などを見て独学で学ぶこともできますし、カルチャースクールやワークショップ、通信講座で学ぶ方法もあります。
独学で学ぶ
気になる技法や素材に関する本などを買って、作品を作りながら技術を習得します。必要な道具や素材を揃える手間がかかりますが、自分のペースでコツコツ腕を磨きたい人におすすめです。
- メリット
-
- ・時間を選ばず、自宅でマイペースに技術を習得できる
- ・作りたいアイテム、学びたい技法を自分で決めることができる
- デメリット
-
- ・道具や素材を一から自分で揃える必要がある
- ・作品作りで分からないことがあっても、すぐに相談できる相手がいない
スクールやワークショップで学ぶ
地域のカルチャースクールやハンドメイド教室、イベントなどで行われるワークショップで、作品作りをしながら技術を学びます。
お試し感覚で学べる単発の講座のほか、じっくり学びたい人におすすめの定期開催の講座もあります。
- メリット
-
- ・制作に必要な道具や素材、テキストが用意されているので、自分で一から揃えなくてもOK
- デメリット
-
- ・独学よりお金がかかることが多い
- ・通学の手間がかかる
通信講座で学ぶ
手芸やハンドメイドの通信講座には、初心者向けの講座から、プロの作家を目指す人や上級者を対象にした講座、資格取得のための講座などがあります。
- メリット
-
- ・時間を選ばず、自宅でマイペースに技術を習得できる
- ・制作に必要な道具や素材、テキストが用意されているので、自分で一から揃えなくてもOK
- デメリット
-
- ・独学よりお金がかかることが多い
- ・作品作りで分からないことがあっても、すぐに相談できる相手がいない
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最終更新日 2024年12月02日
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