それぞれの市町村や区で行っている行政サービスを調べる方法は、主に次の2つです。
各自治体のホームページには、自治体が独自に行っている行政サービスが表示されています。「妊娠・出産」「子育て」「健康・福祉」など、ライフシーン別に紹介されているケースが多いので、自分や家族に合うものを選んで調べてみましょう。分からないことや、さらに詳しく知りたいことがあれば、直接自治体に電話して問い合わせてみてもOKです。
なお、公共料金のうち電気・ガス・上下水道の料金比較は次のように行います。
- 電気
- 家庭用の場合、それぞれの地域にある電力会社ごとに料金が異なります(電力会社の管内であれば、料金は同一です)。各電力会社のホームページを参照してみましょう。
- ガス
- 都市ガスかプロパンガスによって料金が異なります。ガスは地域による料金の差が大きいため、該当するガス事業者のホームページを参照してください。
- 上下水道
- 自治体によって料金設定が異なります。自治体の水道課や、水道局などのホームページを参照します。
市役所、区役所、公共施設(体育館や図書館など)では、自治体が発行する広報誌が配布されています。自治体によるサービスのほかにも、催しやサークル、お祭りなどの情報もあるので、その地区の情報を得るにはもってこいと言えます。
現地が遠くて足を運べない場合でも、ホームページで閲覧できる可能性があります。ぜひ一度チェックしてみてください。
自治体のホームページを閲覧してはみたものの、どこから調べたら良いのか分からない・・・・・・という人もいるかも知れません。そんな時は、主に次の項目をチェックすると良いでしょう。
- ごみ収集
- ごみの収集日や分別の方法は、ぜひとも調べておきたいところ。収集の回数はもちろんですが、自治体によってはごみ収集が有料の場合もあります。
- 子育て
- ファミリー世帯であれば、子どもの医療費助成金やファミリーサポートなどの制度が充実していると安心です。保育園の待機児童対策、幼稚園の入園料補助金、小中学校の給食の有無なども調べておきましょう。
- 医療・健康
- 健康が気になるものの、医療機関に行くのが億劫・・・・・・という人も多いのではないでしょうか。多くの自治体では、検診代の助成金や、無料の健康相談を定期的に行っています。この機会に健康を見直す良いキッカケになるかも知れませんね。
- 高齢者
- お年寄りがいる家庭なら、高齢者がイキイキと暮らせるサービスや施設がある自治体を選ぶと良いでしょう。
- 住まい
- 自治体によっては、住宅を建築・購入・改築するにあたって助成金が出ることも。新居に太陽光発電システムを設置する予定があるなら、補助金制度の有無も調べましょう。
- その他
- 文化・スポーツ施設、図書館、公園など、自分のライフスタイルに合った施設があるかどうかをチェックします。
上に挙げたサービスはあくまでも一例です。自分や家族のライフスタイルを思い浮かべながら、どれを利用すれば暮らしが便利になるのかを考えてみてくださいね。
次のページでは「ケース別にみる行政サービス活用法」についてご紹介します。>>
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最終更新日 2024年12月02日
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