不動産用語集 基礎的な用語から専門用語まで、不動産にまつわる用語をわかりやすく解説した用語集です。 か行の用語を探す か ガーデンルーム(がーでんるーむ)/ インナーバルコニー 別名:インナーバルコニー(いんなーばるこにー) 外構(がいこう) 住宅の「顔」となる外まわりのこと。エクステリアと同じ意味で用いられることも多いが、厳密にはエクステリアが住宅の外まわり全体の景観をあらわすのに対して、外構は建物の外にある門扉、フェンス、植栽、塀、物置、カーポートなどの構… 開発道路(かいはつどうろ) 一定の面積以上の土地で宅地造成や区画分譲などをする場合、都市計画法による開発許可が必要になる。この時、開発許可を得た開発区域内に造られる道路が開発道路である。開発道路は公共施設として設置され、設置後は原則として所有権が市… 開放廊下(かいほうろうか)/ 片廊下 共用廊下において、片側に住戸の出入り口が並び、もう一方が外部に面しているタイプの廊下のこと。片廊下ともいう。外部の景色や自然光によって開放感がもたらされる一方で、外部に面しているためプライバシーが確保されにくい。 関連す… 家事室(かじしつ)/ ユーティリティ、ユーティリティスペース 別名:ユーティリティ(ゆーてぃりてぃ) 瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん) 売買された物件に隠れた瑕疵があった場合、売主が買主に対して負う責任のこと。瑕疵とは「キズ・欠陥」を意味する言葉で、隠れた瑕疵とは雨漏りやシロアリの害など、通常では見つからないような欠陥を指す。隠れた瑕疵が発見された場合、… 家事動線(かじどうせん) 建物内を人が移動する際の経路を動線といい、家事動線とは、洗濯や炊事、掃除など、家事のための移動経路を指す。家事動線が短くシンプルであるほど効率よく家事を行うことができる。ただし家事の進め方やライフスタイルは人それぞれなの… 片廊下(かたろうか)/ 開放廊下 別名:開放廊下(かいほうろうか) 角地(かどち) 2つの道路が交差する角に位置する土地のこと。道路幅にもよるが、2方向が道路に接しているため採光や通風にすぐれており、設計時に玄関やカーポートの位置を選べるなど自由度が高くなったり、建ぺい率が緩和される場合もある。このよう… 元金(がんきん) 元金とは、住宅ローンの借入金のこと。住宅ローンの返済は、この元金と、元金に対する利息を合わせた金額を支払っていく。住宅ローンの元金が早く減るほど利息の支払いも少なくなるため、月々のローン返済とは別に元金の一部または全部を… 管理会社(かんりがいしゃ) 分譲マンションにおける管理会社とは、管理組合からマンションの管理の委託を受けた専門業者のこと。 マンションの管理業務は、居住者からの管理費や修繕積立金の回収、マンションの巡回、業者の立ち会い、備品の管理、ゴミ出し、清掃、… 管理組合(かんりくみあい) 分譲マンションなど区分所有建物において、建物や敷地、付属施設の管理を行うための団体を管理組合という。 区分所有法によって、区分所有者は必ず管理組合に加入することになっており、マンション管理に関する事項を決定するために集会… 管理形態(かんりけいたい) マンション管理において、管理人は居住者対応や管理点検などの日常的な業務を行う。この管理人の勤務形態による分類のことを管理形態といい、主に「常駐管理」「日勤管理」「巡回管理」などがある。 ・「常駐管理」…管理人が住み込みで… 管理費(かんりひ) 建物や敷地の共用部分の維持管理に必要となる費用のこと。 分譲マンションにおいては、維持管理に必要な経費を算出し、住戸の持ち分面積に応じた金額を区分所有者が毎月負担する。なお、賃貸でも管理費が設定されることが多いが、こちら… か き く け こ き 基礎控除(きそこうじょ) 所得税や住民税、相続税、贈与税の税額を計算する際に、一律に差し引くことができる控除のことを基礎控除という。 ・「所得税」の基礎控除… 所得金額から差し引かれる基礎控除額は、2019年分までは一律に38万円。 2020年分… 既存住宅売買瑕疵保険(きぞんじゅうたくばいばいかしほけん) 売買された中古住宅に瑕疵があった場合、その補修費用などを支払う任意の保険制度のこと。中古住宅の検査と保証がセットになっており、国が指定した住宅専門の保険会社(住宅瑕疵担保責任保険法人)が保険を引き受ける。 共益費(きょうえきひ)/ 管理費 賃貸の集合住宅で、共用部分の維持管理のために必要となる費用のこと。管理費ともいう。外灯やエレベーターなど共用部分の電気代や共用部分の清掃料などが共益費に含まれる。 共益費は賃料とは別に居住者が毎月支払うが、物件によっては… 境界(きょうかい) 法的には不動産登記された土地の地番と地番の境目を指すが、一般的に「境界」といえば、隣の土地との境目(所有権界)を指すことが多い。 境界の隅にあたる点を「境界点」、境界点同士を結んだ線のことを「境界線」という。民法では、建… 共用部分(きょうようぶぶん) 分譲マンションなどの区分所有建物で、専有部分以外の建物の部分のこと。具体的にはエントランス、廊下、エレベーター、集会室、バルコニーなどで、壁や支柱、屋根などの構造部分も共用部分に当たる。共用部分は区分所有者全員で共有され… 切土(きりど) 傾斜地などを造成する際、地面を削り取って平らにすること。切土の場合、元々の地面を削っただけなので地盤がかたく締まっている。 これに対して、傾斜地の低い部分に土を盛り上げて平らに造成する「盛土(もりど)」もある。盛土の場合… 金利(きんり) 住宅ローンの借入金(元金)に対してかかる利息の割合のこと。各金融機関が取り扱う金利は、金利の動向を見ながら金利を見直す「変動型」、一定期間だけ金利を固定する「固定期間選択型」、ローン完済まで金利を固定する「全期間固定型」… か き く け こ く クーリング・オフ(くーりんぐ・おふ) 自分の意に沿わない契約をしてしまった場合、一定期間であれば無条件で、一方的に申込みの撤回や契約を解除できる制度のこと。土地や建物の契約でクーリング・オフが適用されるには、次のような条件がある。 ・売主が宅地建物取引業者の… 区分所有権(くぶんしょゆうけん) 分譲マンションのように、1棟の建物内に構造上独立した部分が複数あり、住居、店舗、事務所などに使われる場合、この独立した部分を所有する権利を区分所有権という。独立した部分は「専有部分」と呼ばれる。専有部分以外のエントランス… クラック(くらっく) 建物の外壁や内壁、基礎に生じるヒビ割れのこと。乾燥収縮などにより表面に浅く細いヒビが入ったものを「チェッキング」や「ヘアークラック」といい、施工不良などが原因で躯体から亀裂が生じたものを「構造クラック」「クラッキング」と… 繰り上げ返済(くりあげへんさい) 住宅ローンで、月々の返済やボーナス時返済といった定期的な返済とは別に、借入金の一部または全部を返済すること。繰り上げ返済した金額は元金の返済に充てられるため、その分の利息が減り、総支払額が少なくなる。 繰り上げ返済には、… クルドサック(くるどさっく) 住宅地などで、道路の奥が行き止まりのロータリーになっており、入ってきた車がUターンできるようになっている道路型式のこと。クルドサックでは車の通り抜けができないため、居住者以外の車の通過を防止し、防犯効果を高める役割がある… グルニエ(ぐるにえ)/ アティック グルニエはフランス語で「屋根裏部屋」という意味。英語ではアティックと呼ばれる。屋根裏を利用したスペースのことを指し、一般に収納に用いられることが多いが、書斎やアトリエ、子ども部屋として利用されることもある。 か き く け こ け 玄関ポーチ(げんかんぽーち)/ ポーチ 別名:ポーチ(ぽーち) 現況検査(げんきょうけんさ) 既存住宅の住宅性能表示制度に基づき、国道交通大臣の登録を受けた登録住宅性能評価機関の評価員が、中古住宅の現況や性能を確認すること。外壁などに生じているヒビ割れや床の傾き、壁や天井の漏水のあとなどについて検査を行い、検査結… 現況調査(げんきょうちょうさ) 強制競売の対象となる不動産の現況を確認するための調査のこと。裁判所からの命を受けた執行官が調査を行い、対象不動産の形状、占有関係その他の現況などを記した現況調査報告書を裁判所に提出する。現況調査報告書は物件明細書、不動産… 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(けんせつこうじにかかるしざいのさいしげんかなどにかんするほうりつ)/ 建設リサイクル法 別名:建設リサイクル法(けんせつりさいくるほう) 建設リサイクル法(けんせつりさいくるほう)/ 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律 建設工事で発生する資材のリサイクルを義務付けた法律(正式名称「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」)。床面積80㎡以上の建物の解体工事や、床面積500㎡以上の新築または増築工事などに適用される。 主な内容は、建物… 建築確認(けんちくかくにん) 建物を建てる前に、その建築計画が敷地、構造または建築設備に関する法令や規定に適合するものであることについて、建築主事の確認を受けることをいう。 建築確認は、特定の用途や一定の規模を超える建物の建築や、大規模なリフォーム工… 建築条件付き土地(けんちくじょうけんつきとち) 土地の売買にあたり、一定期間内に決められた施工会社と建築工事請負契約を結ぶことを条件にした土地のこと。施工会社は売主のこともあれば、売主の指定する施工会社のこともある。 建築条件付き土地の買主は、参考プランをもとに間取り… か き く け こ こ 更新料(こうしんりょう) 賃貸住宅の契約(賃貸借契約)を更新する際に、借主から貸主へ支払う一時金のこと。一般的には2年ごとに契約が更新され、更新時に家賃1ヶ月分の更新料を支払うことが多い。 ちなみに、貸主へ支払う更新料のほかに、仲介の不動産会社な… 公道(こうどう) 国や都道府県、市区町村が管理している道路のこと。個人や法人などの所有地に設けられ、所有者自身が管理する「私道」とは区別されている。公道は一般の交通の用に供しているため、誰でも自由に通行することができる。 関連する用語私道 勾配天井(こうばいてんじょう) 天井は通常水平だが、傾斜(勾配)をつけたものを勾配天井という。勾配天井では、本来なら屋根裏になるはずのスペースが室内空間の一部となるため、室内に開放感を出したり、化粧梁を見せたい時などに採用される。また、ロフトを設ける場… 国有宅地(こくゆうたくち) 国有財産のうち相続税として金銭の代わりに物納された土地、行政目的には使用しなくなったりした土地で、宅地として扱われるものを指す。 国有宅地は国の財政収入に充てるために順次売却が進められている。各財務局では年3回程度の一般… 固定資産税(こていしさんぜい) 固定資産税とは、毎年1月1日現在に土地や建物などの固定資産を所有している人に対して、市町村(東京23区内は都)が課税する地方税である。税額は原則的に「固定資産税課税標準額の1.4%」だが、住宅用地の場合、課税標準額が軽減… 固定資産税課税標準額(こていしさんぜいかぜいひょうじゅんがく) 固定資産税の課税対象となる金額のこと。固定資産税は固定資産(土地や建物など)にかかる税金であるが、3年ごとに評価額が見直され、この評価額をもとに一定の軽減措置などを行ったものが固定資産税課税標準額となる。 関連する用語固… コミュニティ(こみゅにてぃ) 本来は地域社会や共同体を意味する言葉だが、マンションなどの集合住宅で使われる場合、居住者同士の交流や協力関係といった「つながり」の意味を持つ。マンションにおけるコミュニティが活発になればなるほど、子育てや災害時の助け合い… コンシェルジュ(こんしぇるじゅ) マンションにおけるコンシェルジュとは、フロントに駐在して居住者の暮らしをサポートするスタッフのことを指す。業務の内容は、来訪者の受付、共用施設の予約受付、クリーニングや宅配便の取り次ぎ、メッセージ預かり、タクシー・ハイヤ… か き く け こ カテゴリーで探す 一戸建て マンション 土地・道路 建築・設計 法律・制度 資金・税金ローン 広告 その他 50音順で探す あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行