不動産用語集 基礎的な用語から専門用語まで、不動産にまつわる用語をわかりやすく解説した用語集です。 さ行の用語を探す さ 再建築不可(さいけんちくふか) 建替えや増改築などができない状態の不動産のことをいう。接道義務を果たしていない土地や、既存不適格建築物などがこれに該当する。再建築不可の物件の広告や重要事項説明書には「再建築不可」「建築不可」と表示することが義務づけられ… 最多価格帯(さいたかかくたい) 分譲宅地や新築分譲住宅、新築分譲マンションなどで、複数の物件が同時に販売されるときに、最も販売物件数の多い価格帯のことを最多価格帯という。価格帯は100万円単位で表示される。物件の販売広告においては、1区画または1戸あた… サブリース(さぶりーす)/ 一括借り上げ方式 不動産管理会社などの事業者が賃貸住宅の所有者(大家)から住宅を一括で借り上げ、それを入居者に賃貸するシステムを指す。一括借り上げ方式とも。賃貸住宅の所有者は、入居者の募集や入退去時の手続きなど業務の負担を負わずに家賃収入… サンルーム(さんるーむ) 屋根をガラス張りにしたり、開口部を大きく取ったりして日光を多く取り入れる工夫を下部屋のこと。 サンルームを設置する場所や広さなどにもよるが、日向ぼっこしながら家族でくつろぐためのスペースや、雨の日の洗濯物干しスペースとし… 3路スイッチ(さんろすいっち) 1つの照明器具を、2ヶ所からON、OFFの切り替えができるスイッチのこと。廊下の両端や、階段の上と下の階などに取り付けられる場合が多い。スイッチに3本の電線が接続されているため3路スイッチと呼ばれている。 ちなみに、1つ… さ し す せ そ し 自主管理(じしゅかんり) 分譲マンションの管理方法の一つで、マンションの管理業務を管理会社に任せることなく、管理組合が自主的に実施すること。 マンションの管理業務は、居住者からの管理費や修繕積立金の回収、マンションの巡回、業者の立ち会い、備品の管… 地鎮祭(じちんさい) 建物の建設工事を始めるにあたって、その土地の神様に工事の無事や安全を祈る儀式のこと。敷地の中央に設けた祭壇に向かって神職が祝詞をあげ、土地を清め、設計者や施主がその土地に鋤や鍬を入れる。 地鎮祭の費用や神職への謝礼(初穂… 私道(しどう) 個人や法人などの所有地に設けられた私設の道であり、所有者自身が維持管理を行うもの。私道は原則として第三者が通行できないが、建築基準法上の道路として認められた場合は一定の公共性があるとして第三者が自由に通行でき、所有者は道… 私道負担(しどうふたん) 不動産取引において、対象となる土地の一部に私道の敷地が含まれる場合、この私道敷地部分に関する負担を私道負担と呼んでいる。私道部分には建物や車庫を建てることができず、私道部分の面積は敷地面積に含まれないため建ぺい率や容積率… 借地権(しゃくちけん) 建物の所有を目的として、地代を払うことで地主から土地を借りて使用する権利を借地権という。1992年8月に施行された「借地借家法(新法)」によると、借地権には「普通借地権」と「定期借地権」の2種類がある。 普通借地権は契約… 斜線制限(しゃせんせいげん) 建築物の各部分の高さに関する制限のこと。空間に斜線を引いて、その範囲内に建物の高さを収めることから斜線制限と呼ばれる。 制限される高さは用途地域などにより異なるが、前面道路の反対側境界線を起点とする「道路斜線制限」、隣地… ジャロジー(じゃろじー)/ ルーバー、鎧戸 幅の狭い板を、ブラインドのように一定の傾斜をもたせて何枚も取り付けたもので、固定式と可動式の2タイプがある。日除け、視線除けをしながら通気もできるため、浴室やトイレの窓やドア、クローゼットなどに用いられることが多い。ルー… 修繕積立一時金(しゅうぜんつみたていちじきん) 分譲マンションで、大規模な修繕のために管理組合が臨時に徴収する修繕費用のこと。マンションの修繕費用については、長期修繕計画に基づいて区分所有者より毎月一定額の修繕積立金を徴収し、将来の大規模な修繕に備えているが、建物が予… 修繕積立金(しゅうぜんつみたてきん) 分譲マンションで、将来の共用部分の大規模な修繕に備えて毎月積み立てているお金のこと。 マンションの建物や設備は年月とともに劣化していくため、管理組合では長期修繕計画に基づいて必要な修繕費用を算出し、区分所有者より毎月一定… 住宅用家屋証明書(じゅうたくようかおくしょうめいしょ) 個人が新築または取得した家屋について、それが自分の居住用であることや床面積など、一定の要件を満たした場合に発行される証明のこと。 マイホーム取得にともない、家屋の所有権の保存、移転、抵当権の設定といった登記手続きを行うと… 住宅ローン減税(じゅうたくろーんげんぜい) 住宅ローンを借り入れてマイホームを取得した人の税負担を軽減するために、ローン残高などに応じて所得税・住民税が控除される制度をいう。 新築住宅だけでなく、中古住宅や増築・リフォームでも要件を満たせば減税制度が受けられ、10… 浄化槽(じょうかそう) キッチン、浴室、トイレなどからの生活排水を浄化処理するための設備のこと。下水道などの汚水処理施設が未整備の地域では、生活排水を直接河川や海に流すことがないように、浄化槽の設置が必要となる。 家庭用の浄化槽を大きく分けると… 証券化(しょうけんか) 証券化とは、不動産や債券などの資産を有価証券に組み替えて、それを売却して投資家より資金調達をする仕組みのこと。 不動産の証券化において、証券を裏付けるのは不動産から得られる収益である。不動産の種類などにより、さまざまな不… 初期費用(しょきひよう)/ イニシャルコスト 別名:イニシャルコスト(いにしゃるこすと) 諸費用(しょひよう) マイホーム取得にあたり、住宅の購入・建築費用のほかに必要となる費用のこと。主な諸費用は次のとおり。 ・住宅ローンの借入費用(事務手数料、保証料など) ・不動産登記費用(登録免許税、登記費用、司法書士報酬など) ・印紙代 … 所有権(しょゆうけん) 不動産などの所有物を、法令の制限内で自由に使用・収益・処分できる権利のこと。所有権は物の全面的な支配権であるが、「公共の福祉」に反することがないよう一定の制限がかけられている。 なお、分譲マンションなどの区分所有建物にお… さ し す せ そ す すまい給付金(すまいきゅうふきん) すまい給付金とは、消費税率の引き上げによるマイホーム取得者の負担を減らすために、2014年4月から2021年12月まで実施される給付制度。収入が一定以下で、自分の居住用にマイホームを取得した人が、一定の要件を満たす場合に… さ し す せ そ せ 制震構造(せいしんこうぞう) ダンパーと呼ばれる制震装置を建物内部に複数設置することで、地震のエネルギーを吸収して揺れを抑える構造を指す。制震構造は、免震構造に比べて揺れの軽減度合いは少ないものの、木造住宅に取り入れやすく、低コストで地盤に対する制約… ZEH(ぜっち) 年間のエネルギー消費量の収支がゼロ以下になる住宅のこと。「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、読み方は「ゼッチ」。 具体的には、住宅の高断熱化や高性能の設備(冷暖房・空調・照明・給湯)によってエネルギーの無駄を省く… セットバック(せっとばっく) 建物を建てる際、建築基準法上の規定によって建築物を後退させて建築すること。具体的には次のような場合にセットバックが行われる。 ・敷地前面道路が幅員4m未満の道路(いわゆる「2項道路」)の宅地に建物を建てる場合、道路の中心… 専有部分(せんゆうぶぶん) 分譲マンションなどの区分所有建物で、一人ひとりの区分所有者が単独で所有する部分(住戸など)のことを専有部分という。これに対して、居住者が共同で使用できるエントランス、廊下、エレベーターなどの部分は「共用部分」と呼ばれる。… さ し す せ そ そ 造成地(ぞうせいち)/ 造成宅地 住宅などを建設するために土地を整備することを宅地造成といい、宅地造成の工事を施した宅地を造成地、または造成宅地という。宅地造成の工事では、元の土地の状態に応じて切土、盛土、地盤改良などを行い、土地の形質を変化させて環境を… 外断熱(そとだんねつ) 建物の外側に断熱材を張りつけていくタイプの断熱工法のこと。 魔法瓶のように建物をすっぽり断熱材で覆うため熱が漏れにくく、室内温度を一定に保ちやすいという特徴がある。外断熱と対比的に扱われるのが「内断熱」で、こちらは建物の… さ し す せ そ カテゴリーで探す 一戸建て マンション 土地・道路 建築・設計 法律・制度 資金・税金ローン 広告 その他 50音順で探す あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行