不動産用語集 基礎的な用語から専門用語まで、不動産にまつわる用語をわかりやすく解説した用語集です。 法律・制度に関する用語を探す あ行 位置指定道路(いちしていどうろ) 幅員が4m以上、一定の技術的基準に適合している私道で、特定行政庁よりその位置の指定を受けた道路のこと。位置指定道路は建築基準法上の道路となるため、位置指定道路に面する土地では建物を建てることができる。 違約金(いやくきん) 不動産の売買契約で、当事者の一方に契約事項に違反(債務不履行)があった場合、相手方へ支払う金銭のこと。一種の制裁金(違約罰)である。違約金は民法上の「損害賠償額の予定」とみなされているため、違反者が支払うのは実際の損害額… 印紙税(いんしぜい) 印紙税法上で課税対象となる文書の作成時に課税される国税。文書の作成者が収入印紙を文書に貼付消印して納税する。 マイホーム取得においては、住宅の購入や建築の契約時に交わされる「土地売買契約書」や「建設工事請負契約書」、住宅… あ か さ た な は ま や ら わ か行 開発道路(かいはつどうろ) 一定の面積以上の土地で宅地造成や区画分譲などをする場合、都市計画法による開発許可が必要になる。この時、開発許可を得た開発区域内に造られる道路が開発道路である。開発道路は公共施設として設置され、設置後は原則として所有権が市… 瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん) 売買された物件に隠れた瑕疵があった場合、売主が買主に対して負う責任のこと。瑕疵とは「キズ・欠陥」を意味する言葉で、隠れた瑕疵とは雨漏りやシロアリの害など、通常では見つからないような欠陥を指す。隠れた瑕疵が発見された場合、… 基礎控除(きそこうじょ) 所得税や住民税、相続税、贈与税の税額を計算する際に、一律に差し引くことができる控除のことを基礎控除という。 ・「所得税」の基礎控除… 所得金額から差し引かれる基礎控除額は、2019年分までは一律に38万円。 2020年分… 既存住宅売買瑕疵保険(きぞんじゅうたくばいばいかしほけん) 売買された中古住宅に瑕疵があった場合、その補修費用などを支払う任意の保険制度のこと。中古住宅の検査と保証がセットになっており、国が指定した住宅専門の保険会社(住宅瑕疵担保責任保険法人)が保険を引き受ける。 クーリング・オフ(くーりんぐ・おふ) 自分の意に沿わない契約をしてしまった場合、一定期間であれば無条件で、一方的に申込みの撤回や契約を解除できる制度のこと。土地や建物の契約でクーリング・オフが適用されるには、次のような条件がある。 ・売主が宅地建物取引業者の… 現況検査(げんきょうけんさ) 既存住宅の住宅性能表示制度に基づき、国道交通大臣の登録を受けた登録住宅性能評価機関の評価員が、中古住宅の現況や性能を確認すること。外壁などに生じているヒビ割れや床の傾き、壁や天井の漏水のあとなどについて検査を行い、検査結… 現況調査(げんきょうちょうさ) 強制競売の対象となる不動産の現況を確認するための調査のこと。裁判所からの命を受けた執行官が調査を行い、対象不動産の形状、占有関係その他の現況などを記した現況調査報告書を裁判所に提出する。現況調査報告書は物件明細書、不動産… 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(けんせつこうじにかかるしざいのさいしげんかなどにかんするほうりつ)/ 建設リサイクル法 別名:建設リサイクル法(けんせつりさいくるほう) 建設リサイクル法(けんせつりさいくるほう)/ 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律 建設工事で発生する資材のリサイクルを義務付けた法律(正式名称「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」)。床面積80㎡以上の建物の解体工事や、床面積500㎡以上の新築または増築工事などに適用される。 主な内容は、建物… 建築確認(けんちくかくにん) 建物を建てる前に、その建築計画が敷地、構造または建築設備に関する法令や規定に適合するものであることについて、建築主事の確認を受けることをいう。 建築確認は、特定の用途や一定の規模を超える建物の建築や、大規模なリフォーム工… 公道(こうどう) 国や都道府県、市区町村が管理している道路のこと。個人や法人などの所有地に設けられ、所有者自身が管理する「私道」とは区別されている。公道は一般の交通の用に供しているため、誰でも自由に通行することができる。 関連する用語私道 固定資産税(こていしさんぜい) 固定資産税とは、毎年1月1日現在に土地や建物などの固定資産を所有している人に対して、市町村(東京23区内は都)が課税する地方税である。税額は原則的に「固定資産税課税標準額の1.4%」だが、住宅用地の場合、課税標準額が軽減… あ か さ た な は ま や ら わ さ行 再建築不可(さいけんちくふか) 建替えや増改築などができない状態の不動産のことをいう。接道義務を果たしていない土地や、既存不適格建築物などがこれに該当する。再建築不可の物件の広告や重要事項説明書には「再建築不可」「建築不可」と表示することが義務づけられ… 私道(しどう) 個人や法人などの所有地に設けられた私設の道であり、所有者自身が維持管理を行うもの。私道は原則として第三者が通行できないが、建築基準法上の道路として認められた場合は一定の公共性があるとして第三者が自由に通行でき、所有者は道… 私道負担(しどうふたん) 不動産取引において、対象となる土地の一部に私道の敷地が含まれる場合、この私道敷地部分に関する負担を私道負担と呼んでいる。私道部分には建物や車庫を建てることができず、私道部分の面積は敷地面積に含まれないため建ぺい率や容積率… 借地権(しゃくちけん) 建物の所有を目的として、地代を払うことで地主から土地を借りて使用する権利を借地権という。1992年8月に施行された「借地借家法(新法)」によると、借地権には「普通借地権」と「定期借地権」の2種類がある。 普通借地権は契約… 斜線制限(しゃせんせいげん) 建築物の各部分の高さに関する制限のこと。空間に斜線を引いて、その範囲内に建物の高さを収めることから斜線制限と呼ばれる。 制限される高さは用途地域などにより異なるが、前面道路の反対側境界線を起点とする「道路斜線制限」、隣地… 住宅用家屋証明書(じゅうたくようかおくしょうめいしょ) 個人が新築または取得した家屋について、それが自分の居住用であることや床面積など、一定の要件を満たした場合に発行される証明のこと。 マイホーム取得にともない、家屋の所有権の保存、移転、抵当権の設定といった登記手続きを行うと… 住宅ローン減税(じゅうたくろーんげんぜい) 住宅ローンを借り入れてマイホームを取得した人の税負担を軽減するために、ローン残高などに応じて所得税・住民税が控除される制度をいう。 新築住宅だけでなく、中古住宅や増築・リフォームでも要件を満たせば減税制度が受けられ、10… 浄化槽(じょうかそう) キッチン、浴室、トイレなどからの生活排水を浄化処理するための設備のこと。下水道などの汚水処理施設が未整備の地域では、生活排水を直接河川や海に流すことがないように、浄化槽の設置が必要となる。 家庭用の浄化槽を大きく分けると… 所有権(しょゆうけん) 不動産などの所有物を、法令の制限内で自由に使用・収益・処分できる権利のこと。所有権は物の全面的な支配権であるが、「公共の福祉」に反することがないよう一定の制限がかけられている。 なお、分譲マンションなどの区分所有建物にお… セットバック(せっとばっく) 建物を建てる際、建築基準法上の規定によって建築物を後退させて建築すること。具体的には次のような場合にセットバックが行われる。 ・敷地前面道路が幅員4m未満の道路(いわゆる「2項道路」)の宅地に建物を建てる場合、道路の中心… あ か さ た な は ま や ら わ た行 宅地建物取引士(たくちたてものとりひきし)(宅地建物取引主任者・たくちたてものとりひきしゅにんしゃ) 宅地建物取引士資格試験に合格し、都道府県知事の登録を受けて、宅地建物取引士証の交付を受けた者のこと。2015年より前は「宅地建物取引主任者」という名称で呼ばれていた。宅地建物取引士は不動産の取引において、重要事項の説明や… 都市計画法(としけいかくほう) 都市計画に関する制度を定めた法律。都市の健全な発展と秩序ある整備を図ることを目的として、1968年に制定された。この法律では、都市計画の内容とその決定方法、都市計画制限、都市計画事業、その他都市計画について必要な事項が規… 取引態様(とりひきたいよう) 不動産会社などの宅地建物取引業者が、取引においてどのような立場で関わるのかを示したもの。売買では「売主」「代理」「媒介・仲介」の3つがある。 ・「売主」…不動産会社自らが所有する物件や建築した物件を直接販売する ・「代理… あ か さ た な は ま や ら わ な行 用語がありません。 あ か さ た な は ま や ら わ は行 配偶者控除(はいぐうしゃこうじょ) 所得税の計算において、一定の要件を満たす配偶者がいる場合に、所得控除が受けられる。これを配偶者控除という。 控除の対象となる配偶者の要件は次のとおり。 ・民法の規定による配偶者であること ・納税者と生計を一つにしているこ… 表示登記(ひょうじとうき) 土地・建物の物理的状況を表示するために、不動産登記簿の表題部になされる登記のこと。土地については、所在・地番・地目・地積などが記載され、建物については、所在・家屋番号・種類・構造・床面積などが記載される。土地の分筆や、建… あ か さ た な は ま や ら わ ま行 用語がありません。 あ か さ た な は ま や ら わ や行 用途地域(ようとちいき) 都市づくりを計画的に進めるために、都市計画法に基づいて建てられる建物の用途等を定めた地域区分のこと。用途地域は以下の13種類があり、それぞれに建てられる建物の種類、用途、容積率、建ぺい率、日陰などが制限されている。 ・用… あ か さ た な は ま や ら わ ら行 リフォーム融資(りふぉーむゆうし) 住宅金融支援機構が提供するリフォームローンのこと。耐震改修工事や耐震補強工事の費用の融資や、満60歳以上を対象とした高齢者向け返済特例(月々の返済を利息のみとし、借入金の元本は申込み人の死亡時に相続人が一括返済する制度)… ローン特約(ろーんとくやく) ローン特約とは、住宅ローンを利用して不動産物件を購入する際、買主が金融機関から融資が受けられなかった場合に、売買契約を無条件で白紙に戻せるというもの。ローン特約が適用された場合、契約時に支払った手付金などは買主に全額返還… あ か さ た な は ま や ら わ わ行 用語がありません。 あ か さ た な は ま や ら わ カテゴリーで探す 一戸建て マンション 土地・道路 建築・設計 法律・制度 資金・税金ローン 広告 その他 50音順で探す あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行