いまさら人に聞けない!食器の基本的な収納方法
食器はそれぞれ形状や大きさが異なるため収納方法に頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。適当に収納していると使いづらいだけでなく、取り出すときに落として割ってしまう可能性もあり危険です。そこで今回は、どの家庭でも使える基本的な「食器の収納方法」を紹介します。
種類ではなく「使う頻度」に分類する
まず行うのは、食器を分類することです。分類というと「グラス」「お皿」「お椀」など食器の種類や大きさによって分けている場合がありますが、使いやすい収納にするためには「使う頻度」によって分けていくのが理想です。毎日の夕食で使うお茶碗や毎朝コーヒーを飲むときに使用するカップなど「いつも使うもの」、毎日使うわけではないが料理や目的によって「ときどき使うもの」、年に数回のイベントで使うものや来客用の食器などの「あまり使わないもの」の3つに分けます。「いつも使うもの」は腰の高さから目線の高さくらいの位置にある、取り出しやすい場所にしまっておくと使いやすいです。反対に屈まなくてはならないような低い場所や、目線より高い場所にしまうのは「あまり使わないもの」にするなど、食器の使用頻度によって収納場所を変える必要があります。
お皿は基本的に「重ねない」
食器の分類が終わり、収納場所が決まったら、次は実際に収納していきます。まずは食器の大部分を占める「お皿」。お皿の収納は基本的に重ねないことです。重ねるなら同じ種類のもの、もしくは同じ大きさのものを数枚までにします。よく大きなお皿の上に小さなお皿を重ねて収納している場合がありますが、これでは下のお皿を使いたい時に取り出しにくくなってしまいます。どうしても重ねたい場合にはディッシュスタンドなどを使い、段を上下に区切って直接重ならないようにすれば取り出しやすく、空間も無駄になりません。さらに使いやすいのは、ディッシュスタンドやファイルボックスを使ってお皿を立てて収納する方法です。この方法だと収納できる食器の量も決まってくるので、必要以上に食器が増えてしまうのも防げます。
100均グッズも活用して、見やすく使いやすい収納へ
小さいサイズの食器や形が変則的な食器の場合には、お皿と同じように収納するのは難しいかもしれません。そんなときに使えるのが、100円ショップなどで手に入るプラスチックケースやかごです。同じ用途のものをまとめて入れておくことで取り出しやすく、「奥のものが取りづらい」といった悩みも解消できます。また、色やデザインがバラバラのものでも上手に隠すことができるので、見た目もスッキリとします。シールやタグを使ってラベリングすれば取り出して確認しなくても中身が分かるので、高い場所に収納するものには必ずつけておきましょう。
各家庭で食器の量や使用状況は異なります。1番大切なのは住んでいる人が快適に使えることなので、自分の家にとって最適な方法を取り入れてみてください。