小学生になる子供と市外に引越し! 気になるポイントは?
子どもが小学生になるタイミングで市外に引っ越すことになったら…。ただ引越すだけでも大変なのに、子供の進学でさらに問題が複雑になって、心配なことがたくさん出てきてしまいますね。そんな状況になったら、具体的にどのような不安要素があるでしょうか。具体的にどんなことが不安かアンケートを取ってみました。そんな状況になった時に備えて、どんな不安があるか確認しておきましょう。
【質問】
子どもが小学生になるタイミングで、市外に引越しをすることに。不安要素は?
【回答数】
新しい市区町村の子育て支援制度:10
住民票や健康診断等の手続き:2
通学路の安全性:13
子どもが早く環境に慣れてくれるか:69
その他:6
子どもが一番心配! 子どもが慣れてくれるか
アンケートの結果、「子どもが環境に早く慣れてくれるか」が不安という回答が大多数を占めました。
ただでさえ小学校に上がるという大きな節目なのに、友達もいない土地に引っ越すのは心配が多い。(30代/女性/専業主婦主夫)
幼稚園や保育園で友達が出来たのに、離れ離れになれば、また一から作らないといけないので。(30代/女性/専業主婦主夫)
うちは子供いないけど、やはりいじめにあわないか心配すると思う。(40代/女性/パートアルバイト)
子供のいじめや不登校などが一番不安なので、子供の事を一番に考えたいです。(30代/男性/契約派遣社員)
親としては、子どもが毎日を楽しく過ごしていけるかが一番心配という人が多いようです。幼稚園や保育園の友達と離れ離れになってしまうことで、小学校で孤立していじめや不登校になってしまわないか心配する声が多かったです。子どもの小学校での人間関係はなかなか親が助けてあげられない部分でもあるため、よけいに不安になってしまうのかもしれません。
通学路、子育て支援、手続きなど…不安はたくさん!
アンケートの結果、「子どもが早く環境に慣れてくれるか」に次いで多かったのは「通学路の安全性」「新しい市区町村の子育て支援制度」「住民票や健康診断等の手続き」の順になりました。
最近は変な事件が増えているから通学路が安全かどうかが気になります。(20代/女性/専業主婦主夫)
慣れた土地であればどこが危険か把握しているが、知らない土地だとどこに危険が潜んでいるか分からない。(30代/女性/パートアルバイト)
手当とか学童とか結構頼りにしているのでそれが住んでたところと全然違うなら別の対応をしないといけないから。(20代/女性/専業主婦主夫)
とにかく共働きならば、子供を預けなければ成らない。そのときのサポートが強いか(40代/女性/無職)
自分が市外に引っ越したことがないので、何をすればいいのかわからないから。(40代/女性/会社員)
近年子どもが凶悪犯罪に巻き込まれる事件も起こっているため、通学路に安全性を気にする人が多いようです。自分も知らない土地だからこそ、子どもに危ない場所を教えてあげられないのもさらに不安なようですね。子育て支援制度の有無は共働き夫婦にとっては特に重要なようです。子どもの安全、子育て支援制度、住民票等の手続き方法、引越すとなると調べるべきことがたくさんありますね。
不安がっていても始まらない! 引越し前でもできること
アンケートから引越すことになった場合の不安が具体的に見えてきました。確かにこれらは不安ではありますが、引越し前に確認したり準備したりできることもあります。
子育て支援制度や住民票等の手続きについては前もって役所で確認することもできますし、通学路の安全性については新しい住居と学校の周りを実際に歩いてみればある程度は知ることができます。漠然とした不安を抱えているよりも、早く確認した方がすっきりとした気持ちで引越しの準備ができそうですね。
お子さんも、ご家族がきちんと準備をして新しい環境に適応していく姿を見れば、安心して新しい学校に慣れていくことができるのではないでしょうか。
【アンケート概要】
■ 調査地域: 全国
■ 調査対象: 年齢不問・男女
■ 調査期間: 2015年03月13日~2015年03月27日
■ 有効回答数: 100サンプル