避難所・避難場所の把握も防災対策

2015年8月10日

災害はいつ訪れるか予測不能ですよね。いざという時に困らないためにも、防災グッズの準備だけでなく家の周りの避難所・避難場所の把握も防災対策として重要でしょう。
では、どれくらいの人が避難所・避難場所を把握しているのでしょうか?
全国の男女(年齢不問)を対象に、家の周りの避難所・避難場所を把握しているかアンケートを取ってみました。

【質問】
防災対策!あなたはもしもの時のために家の周りの避難所・避難場所を把握していますか?

【回答数】
している:84
していない:16

いざという時は、近くの学校に行く

アンケートの結果、把握しているという回答が多い結果となりました。

・家族でよく話し合っています。もし、何かあったらどこの小学校かと決まっています。(40代/女性/無職)

・すぐ近くに学校があるので、そこが避難場所ということは確認しており、避難経路だけ意識するようにしています。(40代/女性/専業主婦)

・近所の小学校、中学校の場所は把握しているので何かあればとりあえずそこに行く。(40代/女性/専業主婦)

・以前地震があった際に、自分の身の回りの避難所や避難場所を把握して家族で共有した。(30代/男性/会社員)

学校を避難場所としているという回答理由が目立ちました。実際に、学校を避難所として開放する自治体も多いので、覚えやすいのではないでしょうか。すぐ近くに学校がある方にとっては、学び舎としてだけでなく避難場所としての認識が強いようです。
また、家族で話し合っている、家族で共有したという回答理由もあり、家庭内でも防災意識は高いことが分かる結果になりました。

初めて住む場所だと、どこにあるのかわからない

アンケートの結果、把握していないという回答は少数派になりました。

・引っ越したばかりなので周りのちりをいまいち把握できていない。把握しなくてはと思いつつなかなか実行できずにいる。(20代/女性/パートアルバイト)

・最近引っ越しをしたため、どこにあるのか全く把握できていません。(30代/女性/会社員)

・最近引っ越ししたばかりなので全く把握できていないです。改めて知っておこうと思いました(30代/女性/会社員)

引っ越したばかりで把握出来ていないという回答理由が目立ちました。初めて住む場所だと、周りに何があるかも分かりませんよね。地理が分からないので、行き方も調べないといけなく、引っ越したばかりだと、なかなか把握出来ないのではないでしょうか?把握しなくてはと思いつつなかなか実行できずにいるという回答理由もあり、後回しにしてしまう人もいるようです。

避難場所・避難所を把握するという防災意識は高い

アンケートの結果、8割以上の人が、家の周りの避難所・避難場所の把握をしていることが分かります。防災対策の一つとしての意識が高いといえるでしょう。
また、学校を避難場所として認識している人も多く、避難場所として定着しているようです。引っ越したばかりで、避難所が分からない人も学校の場所を把握しておくといいのではないでしょうか?学校の建物は大きいので分かりやすいですし、通学する子供達がいれば行き方も分かりやすいのではないでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年06月16日~2015年06月30日
■有効回答数:100サンプル

【している】

・知っておけばそのとおりに動きやすいから。避難所は地域の小学校。(30代/男性/自由業・フリーランス)

・避難所や避難場所は引っ越したら確認するし、家族ともしものときの集合場所も決めてある。(30代/女性/専業主婦)

・災害はいつ起こるかわからないので、一応の準備はしてあります。(20代/男性/学生)

・自宅の目の前が中学校で、地域避難場所の大きな案内が出ているからです。(40代/男性/会社員)

・そこだけは常に心がけているから。とにかく安全場所は確保したい。(20代/男性/パートアルバイト)

・いつ大きな地震が来てもおかしくないと言われているので、避難所は一応チェックしています。(30代/女性/専業主婦)

・災害時のもしもの時のために、家族で避難する場所を共有している。(20代/女性/学生)

・山の近くなのですぐに電機が止まったり、土砂崩れがおきたりするので細かくチェックしています(30代/女性/専業主婦)

・とは言え、完璧ではありませんので、もう少し詳しくなっていた方が良いと思っています。(30代/男性/自営業(個人事業主)

・子供が小学生になり、学校から防災対策で避難経路の確認や引き取りは誰がするのかきちんと決めてあります。(30代/男性/会社員)

・家族それぞれの職場や学校が、ほかの区や市、県の離れた場所にあるので、災害が起きて帰宅のタイミングが違っても、家族全員が集まれる・無事を確認できる場所として、皆で共有しているから。(20代/女性/学生)

・小学校です。把握しているというより、田舎なので歩いていける距離にある施設が小学校くらいです。(30代/女性/公務員)

・市報などで発表されているので、しっかりとは調べている。そうでないと話に成らん(40代/女性/無職)

・町内会の防災訓練と、マンションの防災訓練位は必ず参加している。日中、仕事等で家族がばらばらなので、集まる場所の把握は必須と思う。(30代/男性/会社役員)

・地域の自主防災隊に入ったことがあるので、なんとなくは知っているつもりでいる。(20代/女性/専業主婦)

・最寄りの公民館ということになっていますが、そこへ行くまでの道のりが危険なのでどうしようかと思っています。(40代/女性/専業主婦)

・静岡県に住んでいるので、子供のころから防災の勉強をしています。(20代/女性/専業主婦)

・一応、身内ではこことここに逃げること、って決めてあるんですが・・・(40代/女性/会社員)

・大きな公園や指定された学校など、いくつかの避難場所を想定しています。しかし実際に災害が起きたときにそれが上手く機能するか、家族と出会えるかなどは不安があります。(40代/女性/パートアルバイト)

・子供もいるので、万一有事の際に、どこに逃げたら良いのか教え込むようにしている。(30代/女性/専業主婦)

・避難場所は市の広報で把握し、家族にも話をしています。家族がバラバラになってても最終的には避難場所に集まるようにしています。(30代/女性/専業主婦)

・回覧板で回ってきたときに確認した。もしもの時に備え、避難場所は知っていたほうが安心。(20代/女性/パートアルバイト)

・防災マップが配られているので自分はどこに行けばいいか知っています。(40代/女性/パートアルバイト)

・2年前から町内会の一部の人が地区の防災活動に乗り出した。防災活動の一環として地区の家の周辺を見て回ることや避難訓練を行った。この活動を通じて改めて避難場所を確認した。、(60代/男性/契約派遣社員)

・広報紙などでみたことがある。しかし、いざとなると利用するかどうかは微妙。(50代/女性/自由業・フリーランス)

・一応は確認していますが、いざと言うときに動けるかどうかは不安なところです(30代/女性/会社員)

・区役所から配布された避難場所を家族で確認しました。指定の避難場所ともう一つ家族だけで決めた避難場所もあります。(40代/女性/専業主婦)

・311の時に色々と考えさせられたので、それから防災意識が強くなり地域への関心も強くなりました。(30代/女性/専業主婦)

・近くに市役所があるし市役所の周りには体育館があるので知っています。(40代/女性/パートアルバイト)

・家族でよく話し合っています。もし、何かあったらどこの小学校かと決まっています。(40代/女性/無職)

・もしもに備えてしっかりと把握しているからこちらを選びました。(20代/女性/専業主婦)

・3.11で地震の恐ろしさを知り、避難所の場所を把握するように心がけているから。(20代/男性/学生)

・いちおう、身内で避難場所は決めているんですが、どうなるのかなあ。(40代/女性/会社員)

・自宅のすぐ側に学校があるのでいざというときはそこに向かいます。(20代/女性/自由業・フリーランス)

・阪神大震災を経験しているので、家の周りの避難所はきちんと把握しています。(30代/女性/無職)

・近くの小学校と中学校です。公民館もあるけども小さいしそんなに人数はいれない(30代/女性/パートアルバイト)

・場所だけは把握しています。いざという時にはすぐ行けるようにしたいです。(40代/女性/パートアルバイト)

・地図を見たり、避難所を確認したりしているので覚えておこうと思っています。(20代/女性/契約派遣社員)

・だいたいどこに避難すべきかは知っているが、避難所と避難場所の区別をはっきりとはしらない。(50代/女性/専業主婦)

・学校、公民館などを把握しています。場所が近いので、いざとなったら、行かざるを得ません。(40代/女性/パートアルバイト)

・家から一番近い学校が避難場所です。家族にも普段から話をしてあります。(50代/女性/会社員)

・近所の小学校、中学校の場所は把握しているので何かあればとりあえずそこに行く。(40代/女性/専業主婦)

・家の前の田んぼがあり、障害物がなくて安全なので、何かあったらここに集合しようと家族と話し合っているからです。(20代/女性/学生)

・災害が起こってもすぐ避難できるように、最低限の場所は把握しておきたいからです。(20代/男性/会社員)

・もしもの時というわけではないが、家の近所に学校があり、そこを利用すると聞いていたので。(30代/男性/無職)

・学校で促されているので、しっかり把握しているつもりだと思います。(10代/女性/学生)

・避難所になる小学校は家から歩いて2分の所にあります。防災グッズは庭の物置に寝袋や水等入れてあります。(50代/女性/専業主婦)

・地元は兵庫県です。阪神淡路大震災で被災した教訓を生かします。兵庫県で地震の知識がないと地元民との世間話が難しいですよ。(30代/女性/無職)

・最近東京に引っ越してすぐに大きな地震が起きたりしているので、地理がわからないなりになんとなくは把握している。(30代/女性/パートアルバイト)

・近所の小学校が避難所で、徒歩3分で避難できます!だけど、避難先の小学校の方が若干海に近いので、津波がくると自宅の方が安心かもしれないです・・・。(30代/女性/会社員)

・近所に小学校や規模の大きな公園があるので、そこが避難所だということを確認済みだから(30代/女性/自由業・フリーランス)

・把握はしていますが、実際に避難としては使ったことはないので、どうなるかは不安です(40代/女性/その他専門職)

・いくつかしか把握はしていませんが、学校は避難所になるので学校の位置などは把握している。(30代/男性/会社員)

・一応把握しています。近くに小学校や中学校があるので安心です。(40代/女性/自由業・フリーランス)

・家の目の前が避難所なので把握している。遠い人や引越しの多い人は知らないんだろうなと思う。(20代/女性/学生)

・知っていますが地域全体に地盤がかなり低いので、もし津波や河川の氾濫があれば、避難所も自宅と同じように壊滅しそうで怖いです。(40代/女性/自由業・フリーランス)

・3.11の時に海外にいて経験していないため、余計に防災対策をしっかりしないと思っているから。(30代/女性/パートアルバイト)

・市では最寄の中学校が避難場所になっているが、それ以外に個人的に避難場所は数箇所把握している。(40代/男性/無職)

・私は宮城県に住んでいます。東日本大震災の影響をうけ、あれ以来とにかく防災について意識しています。(20代/女性/専業主婦)

・自治体で配られる防災マップを見ているので、一応把握はできているつもりです。(40代/女性/自由業・フリーランス)

・目の前にある小学校が避難場所として指定されていますので、家族もみな承知しています。(40代/女性/専業主婦)

・何かあったときに慌てたくはないと思っているし、自分の身を守るためには知っておかなければならないことだと思うから。(20代/女性/学生)

・みんなにも伝えて確認してあります。みんなで確認することが大切だと思います。(40代/女性/専業主婦)

・阪神淡路大震災があったので、避難場所は把握するようにしています。(30代/男性/契約派遣社員)

・住んでいる市の広報紙に掲載されているので。避難所は公民館だが、高台にあるため、災害時、本当にそこまで行けるか微妙であるが・・・。(30代/女性/会社員)

・引っ越してすぐ、場所を確認はしました。出来るだけ自宅から近い場所と 大人数が集まれる場所、あとは学校の近くの場所です。(40代/女性/パートアルバイト)

・引っ越しをした際に念のため確認しました。社内での避難訓練で防災意識が高まったことや、新居まわりの地理の把握を兼ねて確認しました。(20代/女性/会社員)

・震災を経験したので、家族と避難所と避難場所については確認はしている。(40代/女性/パートアルバイト)

・地域で訓練もあり、広報誌とかにも、記載されているので、理解はしているつもり。(40代/女性/パートアルバイト)

・以前地震があった際に、自分の身の回りの避難所や避難場所を把握して家族で共有した。(30代/男性/会社員)

・最近、噴火や地震等、各地色々な被害が出ていて日本全体の気候がおかしく不安である。いつ何時、地元も被害を受けるかもしれないので、避難場所だけは把握している。(30代/女性/パートアルバイト)

・大型台風が来て避難勧告が出た時に、子供を連れて逃げないといけないから調べました。(30代/女性/専業主婦)

・家の周りの避難所・避難場所を把握しています。近所の小学校です。(30代/男性/会社員)

・ハザードマップなどを確認したり、避難場所を把握したりしています。(30代/女性/専業主婦)

・一時避難所である小学校は、選挙のときに毎回行っている場所なので把握してます。(40代/男性/自営業(個人事業主)

・一番近いところはとても近所の者達を収容できるようなところではないので、少し遠くの学校までチェックしています。(40代/女性/専業主婦)

・自治体が選んだ場所であるが、中学校が近くにあってそこを避難場所と考えている。東日本地震時は、水の配給やトイレ用にプールの水をもらったり、結構助かった。(60代/男性/契約派遣社員)

・一応公民館などの場所は知っています。ただ、そこはあまり広くないので、お年寄り優先で、離れた小学校まで行く感じかなと思っていいます。(50代/女性/パートアルバイト)

・家の近くの学校のなので、把握していますね。把握ぐらいはしていた方がいいと思いますね。(30代/女性/契約派遣社員)

・町内会の回覧とかで知らされているので場所の把握はできています。(50代/女性/専業主婦)

・家の目の前が公園なので、避難場所としては近いからわかっている。子供達も近所の公立小学校に通っていたし、公民館の場所も把握している。(50代/女性/専業主婦)

・自宅の隣が避難所に指定されており、調べなくてもわかっていたから。(30代/女性/専業主婦)

・すぐ近くに学校があるので、そこが避難場所ということは確認しており、避難経路だけ意識するようにしています。(40代/女性/専業主婦)

・近くの公園がその避難場所になっていることを知ったのは近所から情報を得た。(40代/男性/会社員)

【していない】

・最近引っ越しをしたため、どこにあるのか全く把握できていません。(30代/女性/会社員)

・引っ越したばかりなので周りのちりをいまいち把握できていない。把握しなくてはと思いつつなかなか実行できずにいる。(20代/女性/パートアルバイト)

・どの災害も来る可能性がとても低いところに住んでいるので意識したことありません。(20代/女性/自由業・フリーランス)

・していないし、そういう話はまったく聞いたこともないですね。都会のマンションに住んでいるので災害とは無縁な気がします。(30代/男性/パートアルバイト)

・最近引っ越したばっかりなので、正直あんまり把握し切れていない。(20代/女性/専業主婦)

・危機感がなく漠然と大丈夫だと思っているので避難所など把握していません。(30代/男性/会社員)

・特にこの世に未練はないので、なにかあってもあわてず騒がず家と共に逝く(20代/男性/契約派遣社員)

・引っ越しが多く、把握しても意味がないのと、小中学校が避難場所に大体なっているから。(30代/男性/自営業(個人事業主)

・家の周りの避難所・避難場所を把握していないのですが、公園かなと見当はつけています(30代/男性/会社員)

・把握していません。何とかなると思っていますが、起きたら忘れそうです。(40代/男性/会社員)

・まったく把握していません。隣が広い空地になっているので、何かあればそこにと家族には話してあります。(30代/女性/専業主婦)

・たぶんここだろうと思うところは知っているけれど、土壇場になったらいけるかどうかは保障されていない。(40代/女性/その他専門職)

・最近引っ越ししたばかりなので全く把握できていないです。改めて知っておこうと思いました(30代/女性/会社員)

・必要な情報ではあると思います。今の自宅に住み始めてまで4年目ということもあり、早急に確認する必要があると思います。(60代/男性/無職)

・本当はしないといけないのはわかってるけど、つい後回しになってしまいました。(30代/女性/専業主婦)

・もしもの時のために家の周りの避難所や避難場所は把握していませんが、何となくならわかっています。(30代/男性/会社員)


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