百一 百聞を一軒に活かす！！

住まいは家族構成やライフスタイルによってどんな間取り、どんなロケーションがベストなのかは違ってくるはずです。結婚した当初は二人の生活に便利なら不自由はないでしょう。しかし将来子供が生まれて成長していくことを考えると、ちょっとこの家では不便かな…と思うこともあるかもしれません。そこで将来子供を持つことを考慮にいれて引っ越しする物件を探すとなると何を重視するか？ということについてアンケートを取ってみました。

【質問】
将来子供を持つことに考えて、引っ越すことに！子どものことを考えて住まいを選ぶポイントは？

【回答数】
家の広さ、間取り：40
近くに公園があるか：12
買い物のしやすさ：6
駅・バス停など交通の便：21
実家から近いか：21

子供が自立できるスペースとして個室を与えたいという意見もある

アンケートの結果、将来子供のことを考慮に入れると家の広さや間取りを考えて引っ越しするという人が最も多い結果でした。

子供部屋のスペースです。小さい時は間仕切りをしないで大きく使って、大きくなったら間仕切りで個室を作ります(40代/男性/会社員)

子供が一人部屋をもって、しっかり勉強できるような環境づくりにしてあげたいので間取りが重要です(30代/女性/会社員)

子どもに自室を与えて、部屋の管理、掃除、持ち物の整理などを自分でできるようにさせたいから(20代/女性/専業主婦主夫)

買い物のしやすさは車があればいい。家の間取りは工夫でどうにかのレベルでは限られている(30代/女性/パートアルバイト)

家が狭かったら子供が大きくなった場合また引っ越しをしなくちゃいけないから(30代/女性/専業主婦主夫)

家の広さや間取りを重視する人の意見として、もちろん家が狭いと子供が成長した時に子供部屋のスペースが必要になってくるという物理的な大きさという理由があり、引っ越しやリフォームを考えなければならない心配もあるようです。また子供に独立した部屋を与えたいという考えにはしっかり勉強できるスペースを与えるということもあるようですが、掃除や整理整頓などを自分でできる自立性を養ってほしいという思いもあるようですね。

将来通学する時には交通の便、何かの時子供を預けるには実家！

次に多かったのが同数だった駅・バス停など交通の便と実家から近いかというポイント、そして近くに公園があるか、買い物のしやすさがあるかという選択肢が続きました。

ここで何十年も住むようなことがあれば、電車に乗って学校行くのも通勤のことも考えて交通の便は必須(30代/男性/会社員)

子供が通学することを考えると駅・バス停などの交通の利便性は重要です(50代/男性/会社員)

子供にとってもおじいちゃんおばあちゃんにとっても近所の方が喜ばしい事だと思います(30代/男性/契約派遣社員)

共働きなので、子どもの病気などの時、子どもを預かってもらいたいから(50代/女性/無職)

子どもがのびのびと遊べる環境で子育てがしたいと考えているためです(20代/女性/会社員)

交通の便という点では大人はもちろんのことですが、子供が成長して通学でバスや電車を使うようになった時のことを考えている人が多いようです。また実家からの近さを重要視する人の場合、子供や祖父母にとってお互い近い方がいいと考える人もいますが、それよりも共働きなどで祖父母に子供を預けやすいという事情がうかがえますね。そして公園が近いと子供がのびのび遊べる環境が近くにあっていいという思いがあるようです。

子供と暮らす理想の家のイメージ、参考にしてみては？

子供と暮らす住まい選びには子育てしながら買い物にも行きやすい立地や、遊ばせることができる公園が近いかどうかということも大切なポイントでしょう。また何かあった時に預かってくれる祖父母が近くにいると助かりますし、将来子供が通学するとき負担にならない交通の利便性も大切かもしれませんよね。今回のアンケートでは将来子供のいる生活を考えると家の広さや間取りを重視して引っ越し先を選ぶという人が最も多い結果でした。その理由としては単に大きさや間取りだけのことではなく、子供に自立できるスペースとしての個室を与えたいという親心もあるようです。アンケート結果を子供と暮らす家選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

【アンケート概要】
■ 調査地域： 全国
■ 調査対象： 年齢不問・男女
■ 調査期間： 2015年03月13日～2015年03月27日
■ 有効回答数： 100サンプル

Tweet