いずれ必ず来る定年!老後の親に住んでほしい住宅とは?
誰でも必ず訪れる定年ですが、若い頃と違って身体の自由が効かなかったり上手く身体が動かない時もあるようです。そうなると普通の住宅では段差があったり階段の昇り降りが大変といった様々な理由で暮らしにくくなる恐れが心配されます。定年後の両親には安心して暮らしてもらいたいという気遣いを持つ方も少なくないでしょう。
そこで、定年後の両親に安心して住んでもらいたい家についてアンケートを取ってみました。
【質問】
定年を迎えた両親に住んでもらいたい家とは?
【回答数】
バリアフリー!セキュリティも安心の分譲マンション:43
閑静な住宅街!郊外の一戸建て:27
車がなくてもショッピングに困らない!都心の中古マンション:23
鎌倉のような情緒溢れる土地のリノベーションマンション:7
障害がないのが一番?バリアフリーの住宅を選んだ人は約4割!
アンケートの結果によると、約4割の人がセキュリティも万全でバリアフリーの住宅に住んでもらいたいと回答していました。
やっぱり安全に暮らしてもらえるような家がいいですね!それにもし足が悪くなってもバリアフリーなら困ることも減るし。
定年時はまだ元気でもあと10年、20年後はどうなっているかわからない。バリアフリーのマンションだと安心できる。
お年寄りはなにかと狙われやすいので、とりあえずセキュリティだけでも万全であるほうが安心だと思ったので。
年をとった親には防犯がとても気になるのでセキュリティがしっかりとしたマンションに住んでもらいたいです
定年を迎えた時には元気だったとしても、その先何が起こってどんな事態に巻き込まれるか分からないのでセキュリティがしっかりしていたりバリアフリーであれば安心出来るという声が非常に目立っていました。
足腰が悪くなる可能性があるならバリアフリーの方が段差などでストレスが溜まるのを防げますし、セキュリティがしっかりしていれば誰かに狙われる恐れもグッと低くなるといえるでしょう。親だからこそ様々なことが心配になりやすいので、セキュリティが整ったマンションに住んでもらいたいという考えも頷けますね。
定年後は静かに暮らせて便利な施設が近くにあることが理想?
次いで最も多かったのは閑静な住宅街にある一戸建てというものであり、次にショッピングなどに困らない都心のマンション、情緒溢れる土地のリノベーションマンションと順に回答していました。
安心してゆっくりと、静かに落ち着いて定年後は過ごして欲しいため。
出来れば静かな場所で、庭があってのんびり過ごせるような家に住んでほしい。
高齢になると、車の運転が心配だから、徒歩でも行ける範囲でショッピングができたらいいと思います。
ある程度の利便性があり、自然のなかで暮らしてもらいたい。こちらからも行きやすい環境にいてほしいです。
定年後の生活を考えると騒がしい場所はストレスに繋がりかねないので、庭がついているような静かな一戸建てに暮らしてほしいと考えているようです。静かであれば生活に支障が出ることも少なくなると思えますし、また、危険な運転をしなくていいように徒歩圏内で便利な施設がある場所など、高齢になって身体に負担がかかりやすくなることを考慮した住宅に住んでもらいたいようでした。定年後はなるべく静かで便利な住宅が向いているのかもしれません。
不自由なく生活する為には障害がなく、施設が近いことが重要?
アンケートの結果ではセキュリティが万全で安心して暮らせるバリアフリーの住宅に住んでもらいたいという回答が最も多かったですが、閑静な住宅街を初めとしたその他の住宅に住んでもらいたいという人も数多くいるということが分かりました。
ほとんどの回答の中で定年後の身体の具合やその先のことを考えている声が多く、より安心して便利でなるべく生活に支障が出なさそうな住宅に住んでほしいと思っているようです。
親を想う気持ちがあればこそ、いろいろと考えるのは当然ですが、それが押し付けになるのはいけないものですから、家族間で相談をして定年後の住まいを決めてもらうのが良いのかもしれませんね。
【アンケート概要】
■ 調査地域: 全国
■ 調査対象: 年齢不問・男女
■ 調査期間: 2015年02月10日~02月24日
■ 有効回答数: 100サンプル