部屋の片付けに悩む人必見!狭い部屋を広く見せるポイントとは!?
2019年5月20日
居心地のよい住空間を実現するには、ある程度の広さが必要になります。
そのためには、限られたスペースの有効活用を考えることが大切です。
ここでは、狭い部屋を広く見せるポイントについてお話します。
まずは目に付くものから片付ける
狭い部屋を広く見せるには、家具を置くスペースを部屋の3分の1以内に抑えることがポイントです。
そのためには、目に付くものから片付けていきましょう。細々した生活アイテムが目に付くと落ち着かなくなります。
帰宅後にバッグや小物などを放置してしまうと、どうしても煩雑に見えてしまうので、日頃から定位置を決めておき、速やかに片付けることで部屋全体が広く見えます。 効率的に片付けるには、収納スペースを細かく仕切るほか、ベッド下などのデッドスペースを有効活用する方法があります。
また、わかっていてもなかなかできないのが、不要になった生活用品の処分です。
大型家具はもちろんですが、眠ったままの小物や衣類たちが場所を取ることも少なくありません。
「もったいない精神」は大事ですが、いまの生活に必要なものを考え、思い切って処分するように意識しましょう。
手持ちの家財道具を有効活用する
室内の模様替えをするだけでも、狭い部屋を広く見せることができます。
買い換えまでしなくても、手持ちの家具を有効活用しましょう。
たとえば、複数の家具を並べるときは、奥行きをそろえることが大事なポイントです。
もし、奥行きのサイズが異なる場合は、奥行きの浅い家具を少し手前に出して凹凸を解消すると、全体的にスッキリ見えます。
高さが異なる家具を配置するときもコツがあります。
「遠近法」を利用し、部屋の入り口に背の高いもの、部屋の奥へ行くにつれて低いものを置いていくと圧迫感を感じにくくなります。
ドアを開けたとき、入り口付近の家具が目に入りにくいため、部屋を広く見せることにもつながります。
家具などを選ぶときのポイントを押さえる
室内を広く見せるには色にも工夫を。 部屋を広く見せるためには、物を大きく見せる「膨張色」の白や淡い色をベースにすることが基本です。 そのうえで、床面から壁、天井へ向かうほど明るい色を取り入れるのが理想です。
逆に避けたいのは、「収縮色」と呼ばれる、黒や、濃い・暗い色。
特に、家具やカーテン、壁紙など、大きなものの色を選ぶときは膨張色と収縮色に注意してセレクトしてみて下さい。
また、あまり多くの色が存在すると、雑然として落ち着かなくなるので、個性的な柄を控えて無地を意識することも大事です。
家具などを購入するときは機能性にも注目を。
たとえば、収納付きテーブルやベッドがあると、室内のものを片付けるときに重宝します。
また、ガラステーブルや脚付きのソファなどを置くと床が見えやすくなり、部屋を広く感じることが期待されます。
さらに、観葉植物があると心身のリフレッシュにも役立ちます。
大掃除などは模様替えのチャンス
狭い部屋を広く見せるためには、日頃から整理整頓を心掛けることが大切です。
そのためには、簡単にできることから始めるとよいでしょう。
大掃除や引越しの機会がある人は、部屋の模様替えをする大きなチャンスになります。
もし、新たに家具を購入する場合は、部屋を広く見せることを意識しましょう。
コラムを探す
新着コラム
最終更新日 2024年12月02日
- 「終活」とは、自分らしい最期を迎えるための準備活動のこと。持ち家がある場合は、自宅の相続のことも頭に入れておきたいもの。もしものときに備えて「住まいの終活」を始めませんか。
- 購入を検討している物件を現地でチェックする「物件見学」は、家探しの重要なステップの一つ。物件見学時にきちんと確認したいポイントを押さえて、家選びを成功させましょう!
- 災害は、ある日突然やってきます。いざというときにペットと自分を守れるように、飼い主さんができる「日頃の備え」と「災害時の行動」を学んでいきましょう。
- 注文住宅を建てる上で、大切にしたいのが「土地選び」。土地選びで失敗しないための準備や物件情報の見方、現地見学のチェック項目など、知っておきたいポイントをまとめました。
- 共働き家庭が主流となった今、親世帯と子世帯が同じ家に住む「二世帯住宅」を選択する人が増加中。気持ちよく暮らすための間取りから、相続時のアドバイスまで、二世帯住宅を成功に導くポイントを紹介します。
- 新築や賃貸物件の広告に、新たに掲載されるようになった「省エネ性能ラベル」。それぞれの項目の意味と見方を理解して、物件の比較・検討に役立てましょう!