ポイントはココ!レインコートの選び方
2018年4月6日
近年のレインコートはデザインやカラーが豊富で、ファッションの一部として楽しめるものも増えています。
傘を差さずにレインコートを使用する事は、両手が空くため雨風の中での利便性を高める事ができます。
しかし、間違った選び方をすると、十分に機能を発揮してくれないこともあります。
今回は、レインコートの正しい選び方のポイントについて説明していきます。
デザインやサイズは目的に合わせて決める
レインコートの選び方のポイントは、まず利用シーンに合わせたデザインを探すことです。
どんなシーンで着用するかを考えて、デザインとサイズを決めていきましょう。
通勤や通学用として、トレンチコートタイプやモッズコート風などを着用する人も多く見受けられます。
歩行用なら、このようなデザインのレインコートで問題はありません。
ただし、サイズの確認はしっかりと。服よりもサイズが小さいコートは、露出した部分から雨が侵入しやすく、体を冷やす原因になります。
いざ着てみて「こんなはずでは無かった…」とならないように、袖口が手首まで覆われること、服がしっかりカバーできるサイズを選びましょう。
自転車に乗る場合や、リュックまたはショルダーバッグを使うときには、ポンチョタイプにすると全体がカバーできます。
ポンチョタイプはゆったり着用できるので、中に着る服を選ばないのもポイントです。ただし、丈が十分あるものを選んでください。
自転車に乗ったときに横もしっかりカバーできること、リュックの上から被っても後ろがすっぽり覆われるものにしましょう。
優先するのは撥水性?それとも通気性?
デザインを決めたら、次は撥水機能を決めます。
レインコートには撥水性がありますが、雨の強さによっては浸透してしまう素材もあります。
どんなシーンで着用するかで、撥水機能を選びましょう。例えば、傘との併用で近所の移動に着用する場合と、レインコートだけの場合では選び方を分ける必要が出てきます。
また、屋外イベントのような場所で着用する場合には、撥水効果の高いレインコートがおすすめです。
レインコートは、暑い季節には内側が蒸れてしまうことも多いので、その場合は通気性のあるものを選びましょう。
内側にメッシュ加工が施され、肌に貼りつきづらいものや、素材そのものが特殊加工されていて、水は通さず湿気だけを排出するものなどがあります。
どの様な撥水性を選ぶか迷った時は、お店の方にどのような時に使いたいかを伝えアドバイスしてもらう事もおすすめします。
また、暑い時期に気になるのが臭いです。「手洗い」や「ドライマーク」表示のあるコートなら自宅で洗うことができます。
撥水加工の種類によっては、専用の洗剤を使わないと、その性能が落ちてしまう物もありますのでお手入れがしやすいかどうかも選び方の目安にしてください。
あると便利!ユニークなレインコート
レインコートには、さまざまな使い方ができるユニークなものも出ています。
例えば、テントとしても使えるレインコートは、アウトドアが趣味という人におすすめです。
アウトドア以外でも、震災のような非常時の仮テントとしても使えます。普段はポンチョ型のレインコートとして着用できるので持っていると便利です。
レインコートは携帯用として持つ人も多いと思いますが、携帯するならバッグに入れやすいサイズで、サッと羽織れるものがおすすめです。
また、雨の日は視界も悪くなるため、できるだけ目に入りやすい色を選ぶと、周りから認識されやすくなり安全性を高める事ができます。
レインコートは目的に合ったデザインとサイズ、シーンを考慮し雨の日でも快適に過ごしましょう。
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