10月が旬の野菜と美味しい野菜の見極め方
2016年10月11日
実り多き秋、食卓に並ぶ野菜も滋味深いものが増えてくる季節です。スーパーなどでも根菜類やキノコ類など、山の幸が豊富になりますよね。そんな旬の野菜の味を最大限にいただくためにも、おいしい野菜の見分け方をマスターしておきましょう。10月が旬になる注目野菜の見極め方について紹介します。
秋の味覚の代表格!キノコのおいしい見極め方
キノコ類は秋の味覚というイメージがあります。店舗で販売されているものは人工栽培されているので、実際に旬と呼べる時期は存在しませんが、天然物は10月くらいが旬の時期です。10月が旬となるキノコ類には、えのき、エリンギ、なめこ、まいたけ、まつたけなどがあります。
おいしいキノコ類の見極め方のポイントとしては、かさの部分が肉厚で色がはっきりしているものが良いでしょう。実際に持って見て重みを感じるものはうまみが凝縮された証拠です。包装された袋に水滴が付着していたり、黒ずんでいたりするものは避けてください。
甘くてほっこり!かぼちゃのおいしい見極め方
カボチャは海外産を含めて年中出回っていますが、日本での旬の時期は秋です。カボチャの収穫は夏場ですが、しばらく貯蔵して「追熟」させると、甘みが増しておいしく食べられるようになります。カボチャを選ぶポイントは、皮にツヤがあるかどうかを見てください。
まれに皮がオレンジ色になっているカボチャもありますが、これは栽培中に日光が当たらなかったことでできるものです。品質にはあまり問題ありませんが、オレンジの色が薄いものは中身の味も薄くなっていますので避けた方がよいでしょう。
左右で形が大きく違うもの、持ってみて重みを感じないもの、指で皮を押すとへこむものも味が良くないので避けましょう。
カットされたカボチャの場合、身の色が濃いものは味も凝縮されています。また、種まで膨らんでパンパンに詰まっているものは、しっかり熟しているので甘みが強いです。
色と形で見極めよう!甘くておいしいさつまいも
さつまいもは、煮ても炊いてもふかしても、とってもおいしく食べられる秋の味覚です。代表的な品種としてはベニアズマや鳴門金時などがあります。おいしいさつまいもの見極め方は、まずは皮の色を見てください。紫色がはっきりしたものは、さつまいもが元気に育った証拠です。乾燥しておらず皮にツヤのあるものを選びましょう。
また、さつまいもの形も重要です。品種にもよりますが、さつまいもと聞いて多くの方が思い浮かべるのは真ん中が大きく膨らんだ「紡錘形」でしょう。あまり膨らみすぎて大きなものは大味で甘みがないこともありますが、適度に膨らんだ形のさつまいもは、味、甘さともに成熟しています。
他にもさつまいもの表面にあるへこみが浅いもの、両端の切り口に密の跡があるものもおすすめですよ。
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