夏バテ防止!疲労回復のために気をつけるべきこと
2016年8月24日

春が過ぎると一気に日差しが高くなり、外に出ると急に目の前が真っ黒になったり、気分が悪くなったりした経験を持つ人も多いのではないでしょうか。実は今夏に多い熱中症の被害だけではなく、体のだるさ、疲れが取れないなどの健康被害に悩まされている人も多くいます。そこで今回は夏バテ防止と疲労回復に効果的な方法をご紹介します。
意外と多いクーラー病の被害とは?
1日中エアコンが効いた快適な室内で過ごしていると、指先が冷たくなったり、足元が寒く感じたりすることは多いですよね。単なるエアコンによる一時的な冷えだと思っていたら、実はクーラー病にかかっていることも。クーラー病・冷房病とはクーラーの効いた室内から熱い室外に出ることで身体の体温調節機能が乱れ、自律神経が乱れる症状です。肩こり・頭痛だけでなく全体の倦怠感や風邪のような症状をもたらすことがあり、放って置くと悪化させる恐れも。エアコンの効いた室内ではストールやカーディガンを使って風を直接当てない様に工夫したり、自律神経を整えるために適度な運動をしたりするよう心掛けましょう。
頭痛の原因は血管の膨脹?外出時の頭痛対策とは
同じように涼しい室内から外に出た時に頭痛に襲われたことがある人はいませんか?この頭痛は血管の膨脹によって神経が圧迫されて起こることが知られています。涼しい室内から温かい場所に出ると一気に血流が増え、神経を圧迫するため激しい頭痛に襲われてしまいます。急激に目まいや頭痛を感じた時はすぐに濡らしたタオルなどで首や額を冷やす、血管を収縮させる効果のあるカフェインの入った飲み物を飲むなどの対策をとりましょう。特に毎回頭痛に悩まされている人は食事の合間に血糖値を上げる砂糖入りのカフェインの入った飲み物をとることが頭痛防止に効果的です。
夏バテと疲労回復に効果的な食べ物とは?
夏になるとつい冷たいものばかりをとりすぎてお腹を壊してしまったり、食欲がなくてあっさりしたものばかり食べたりすることも多いですね。内臓が冷えると腸内も冷え、免疫力の低下や代謝の低下が起こります。また、必要な栄養素を取れずに免疫力が下がると、風邪を引きやすくなったり疲れが取れなくなったりするので、夏場もしっかり栄養を取ることが大切です。最近テレビ番組内で名医が実際に行っている健康法として、朝スイカが話題になりました。これは夏場に脳神経外科のドクターが欠かさず行っている習慣の1つで、朝スイカを2~3切れ食べることで血管のむくみを防止し、片頭痛の予防効果に繋がることを明らかにしたものです。注目成分はスイカに含まれるシトルリンというアミノ酸の一種で、高い利尿効果があり、代謝をアップする成分として注目を集めています。ポイントは朝食べることと、皮の近くに多く含まれているので白い部分までしっかり食べることです。このほかの夏野菜にも、実は夏に失われがちなミネラルなどの栄養素がたっぷり含まれているので、旬の食材をしっかりとることは夏バテを防止には非常に効果的なのです。
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